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世界一かわいい美術館

(せかいいち びじゅつかん)

世界一かわいい美術館は、富山県富山市水橋伊勢屋に位置する私設美術館です。 地域住民の憩いの場としてだけでなく、郷土富山の文化と芸術を発信する場としても注目されています。

美術館の概要

世界一かわいい美術館は、2015年(平成27年)3月24日に開館しました。 この美術館を設立したのは、明治薬品の前会長・浅井省己氏を中心とする特定非営利活動法人「憩いの家世界一かわいい美術館」です。 開館の目的は、芸術を通じて地域を活性化させ、住民交流の場として機能する美術館を設立することでした。

設立の背景

浅井省己氏は、東日本大震災をきっかけに地域住民が集える施設を構想しました。 しかし、資金的な制約から避難所的な施設は断念し、地域の芸術文化を発信する美術館設立に方向を転換しました。 こうした背景のもと、長野県安曇野市の「安曇野アートライン」を模範に、富山市水橋地区に美術館を建設することを決めました。

建築とデザイン

美術館の建築には、富山県砺波市の古民家から採取されたケヤキ材が使用されています。 「不易流行」をテーマに、伝統的な建築手法である「枠の内」づくりを採用し、現代的なアルミやガラス素材と調和させています。 この設計を担当したのは三四五建築研究所で、職藝学院も建設に協力しました。

建物自体が美術品として設計されており、梁や柱が鑑賞者に見えるような意匠が施されています。

主な収蔵作品と展示内容

美術館では、日本画を中心としたさまざまな作品が収蔵・展示されています。 以下は主な収蔵作家の一部です。

開館記念展

開館時の企画展では「文化勲章受章者作品展」が開催され、横山大観や上村松園など、日本画の巨匠たちによる作品約100点が展示されました。 この展覧会は、北日本新聞社の後援で実現したものです。

施設情報

建物概要

世界一かわいい美術館の建物は木造平屋建てで、延床面積は約220平方メートルです。 館内には休憩スペースも設けられ、訪れた人々が飲み物を楽しみながら交流できる空間が用意されています。

交通アクセス

開館時間および入館料

開館時間: 10時から17時
休館日: 月曜日(祝日の場合は開館、翌日休館)
入館料: 無料

美術館の歩み

設立から現在まで

名前の由来

当初、「世界一小さい美術館」と名付ける予定でしたが、さらに小さな美術館が存在する可能性を考慮し、「世界一かわいい美術館」と命名されました。 この名前は、施設の雰囲気や地域への愛情を込めたものです。

地域と美術館

世界一かわいい美術館は、地域住民にとって文化的な拠点であると同時に、観光客を招き地域の活性化を促進する重要な施設です。 地域の歴史と文化を発信しながら、富山県の芸術的魅力を多くの人々に届けています。

Information

名称
世界一かわいい美術館
(せかいいち びじゅつかん)

富山市周辺・八尾

富山県