カマボコ、焼きチクワ、焼き豆腐、玉子、ダイコン、魚のすり身などを具材に、白とろろこんぶをのせたおでんだ。他、あんばやし(薄切りにしたコンニャクの串刺し)やすす竹(細いタケノコ)などの食材を入れることもある。入れる食材は自由だが、富山県産の食材をもちいるのが特徴である。
【歴史・由来】
富山県は一人あたりの昆布の消費量が日本一。昆布と富山県産の食材を全国各地にPRすることを目的に「富山おでん」づくりがはじまった。2009年にすり身製造業、かまぼこ製造業、ラーメン店などが集い、PRをはじめた。とろろ昆布だけでなく白エビを加えるなど、富山おでんの姿かたちは変わり続けている。