富山県 > 富山市周辺・八尾 > 豪農の館 内山邸

豪農の館 内山邸

(うちやまてい)

豪農の館 内山邸は、富山県富山市宮尾に位置する歴史的な邸宅・資料館です。この施設は富山藩時代の豪農屋敷を活用したもので、地域の文化財として一般に公開されています。

施設概要

歴史と由来

内山邸は1977年に13代目当主である内山季友氏より富山県に寄贈され、1978年に富山県民会館分館として開館しました。この建物は1998年に国の登録有形文化財に指定されました。

内山家は、1521年頃に新田開発を行った内山昌峰を祖とし、代々富山藩の十村役を務めるなど地域の発展に尽力しました。幕末から明治期にかけて、多くの文人や政治家が訪れ、文化的な交流の場ともなりました。

建築と庭園

邸宅は慶応4年(1868年)に建てられたもので、江戸時代の豪農屋敷の特徴を色濃く残しています。木造瓦葺きの切妻造りの母屋を中心に、茶室や庭園、農作業小屋が配置されています。庭園には名石や庭木が配置され、特に「丹山惴石」と呼ばれる富士形の巨石が庭園の中心的な見どころです。

見どころ

室内展示

大広間

大広間には、「柳原草堂」と書かれた木額や、前田家から譲られた槍や薙刀が展示されています。

書院と茶室

書院には立山杉を使用した緻密な柱や、美しい木目模様を持つ茶室「夜雨廰」があります。「三入庵」と呼ばれる茶室もあり、薮内流の指導のもとで建てられた本格的な作りが特徴です。

水琴窟

庭園内には2箇所の水琴窟があり、その清らかな音色は訪れる人々に安らぎを与えます。

庭園

梅園

庭園の東側には約60本の梅が植えられており、2月下旬から3月下旬にかけて見頃を迎えます。立山連峰を背景に咲く梅の景観は見事です。

しだれ桜

敷地内には4種類の桜が植えられています。3月下旬から4月中旬にかけて次々と開花し、邸宅の歴史的な趣と調和した美しい景観を楽しめます。

観覧案内

開館時間

9:30~17:00(最終入館16:30)

休館日

火曜日および年末年始(12月29日~1月3日)

アクセス

自動車

富山駅から約10分、富山きときと空港から約30分

バス

富山駅から地鉄バス「八幡経由四方行」住吉内山邸口下車、徒歩約20分

Information

名称
豪農の館 内山邸
(うちやまてい)

富山市周辺・八尾

富山県