行田公園は、富山県滑川市に位置する自然豊かな公園です。1959年に滑川市が公園化を開始し、1964年に開園しました。その名称は、古代から中世にかけて京都祇園社の荘園「祇園田」に由来しています。
行田公園は早月川扇状地の南側に位置し、総面積約6.53ヘクタールを誇ります。園内には湧水が豊富で、「行田の沢清水」が環境省の『平成の名水百選』にも選ばれています。また、春の桜や初夏の花菖蒲など、四季折々の自然美を楽しむことができます。
行田公園の森林は、早月川の旧河道に沿う形で広がり、湿性遷移過程にある豊かな自然が残されています。湿地や小川では多様な植物が見られ、バイカモ、キクザキイチゲ、ショウジョウバカマなどの珍しい草花が咲きます。6月にはホタルが飛び交う幻想的な光景も見どころです。
行田公園内には4箇所の菖蒲園があり、約88種類・4万株の花菖蒲が植えられています。6月中旬から下旬にかけては満開の花が園内を彩り、白や紫色の美しい景観が広がります。
春には、園内の桜並木が見事に咲き誇り、多くの花見客が訪れます。「富山さくらの名所70選」にも選ばれており、開花情報が例年注目を集めています。
園内各所から湧き出る清水は、行田公園を象徴する存在です。「行田の沢清水」は平成の名水百選に認定され、清らかな水が森の潤いを保っています。
あいの風とやま鉄道線滑川駅から徒歩約15分。滑川コミュニティーバスでは、蓑輪ルートの「児童館前」「行田公園口」、または大日室山ルートの「泉ヶ丘・児童館口」で降車してください。
北陸自動車道滑川インターチェンジから車で約8分です。駐車場も完備されていますので、お車でのアクセスが便利です。
行田公園は、自然の豊かさと歴史的な背景が調和した魅力的な公園です。春の桜や初夏の花菖蒲、清らかな湧水など、四季を通じて楽しむことができます。ぜひ一度訪れて、その美しさを体感してみてください。