富山県 > 富山市周辺・八尾 > 高志の国文学館

高志の国文学館

(こしのくに ぶんがくかん)

高志の国文学館は、富山県富山市舟橋南町にある富山県立の文学館です。2012年に開館したこの施設は、富山県ゆかりの文学と文化を紹介する重要な拠点となっています。

展示内容と特徴

「ふるさと文学の蔵」と回廊

常設展示室「ふるさと文学の蔵」には、越中の国司で万葉歌人の大伴家持や、富山県出身の作家である堀田善衛、源氏鶏太、宮本輝、新田次郎、漫画家の藤子・F・不二雄、藤子不二雄Aなどの展示があります。 書籍や執筆道具、美術品などが多数展示されており、富山の文学的魅力を深く堪能できます。

特に「ふるさと文学の蔵 1」には、長さ13.7m、高さ5mの大書架が設置され、富山ゆかりの書籍や漫画が美しく展示されています。ライブラリーコーナーでは、一部書籍の閲覧が可能です。

企画展示

常設展示に加え、企画展示室では定期的にテーマを変えた展示が開催されています。これにより、訪れるたびに新しい文学の魅力に触れることができます。

館内施設

1階

2階

立地と建物

高志の国文学館は、松川沿いにある旧富山県知事公館の建物を活用し、その隣接地に展示棟を増築した施設です。緑豊かな庭園と調和した建築デザインが特徴で、外観には富山県の主要産業であるアルミパネルを採用し、15種類の木々の葉の模様があしらわれています。

「高志」という名前は、奈良時代における北陸地方の古名に由来し、この時代から富山の文学が始まった歴史を反映しています。

庭園「万葉の庭」

小形研三氏が設計・造園した「万葉の庭」は、旧知事公館の庭園を再整備したものです。四季折々の美しい自然を楽しむことができます。

建築と受賞歴

高志の国文学館の建築は、設計をシーラカンスアンドアソシエイツ、展示設計を乃村工藝社が担当しました。この建物はその芸術性と機能性が高く評価され、2013年に中部建築賞と富山県建築賞優秀賞を受賞。2016年には日本建設業連合会のBCS賞も受賞しています。

開館までの経緯

2008年に設置された「ふるさと文学魅力推進検討委員会」による検討を経て、2011年に建設工事が着工され、2012年7月6日に開館しました。当初の館長予定者であった辺見じゅん氏(作家)は開館前に逝去され、その後、中西進氏(国文学者)が初代館長を務めました。2023年4月からは女優の室井滋氏が館長に就任しています。

アクセスと利用情報

アクセス方法

開館時間と休館日

まとめ

高志の国文学館は、富山県の文学と文化を知ることができる魅力的な施設です。歴史ある建物と最新の展示技術を組み合わせた館内は、文学や芸術を愛する人々にとって特別な場所です。富山を訪れる際には、ぜひ足を運んでみてください。

Information

名称
高志の国文学館
(こしのくに ぶんがくかん)

富山市周辺・八尾

富山県