多くの文化財を有することで知られ、地元の人からは「ふるこはん」の愛称で親しまれている寺院。
戦国時代、越中一向一揆の拠点となった、中世城郭寺院の威勢を今に示す風格を誇る。
国宝に指定された本堂である、1795年に建立の仏堂は、間口39.3m、奥行き37.4m、高さ23.5mの大型で、国宝・重要文化財の建造物の中で、本堂では全国9番目の規模。
1840年に建立された総門は、高さ8.7m、桁行5.5m、梁間3.1mあり、重要文化財指定の高麗門としては最大級。
唐門は1769年に京都・興正寺にて建立された門を、1893年に2艘の北前船を利用し移建した。
昔から語り継がれている“勝興寺の七不思議”が有名。実ならずの銀杏、天から降った石、水の枯れない池、屋根を支える猿、魔除けの柱、雲龍の硯、三葉の松。
大きなイチョウの木が生い茂り、勝興寺七不思議のひとつ「水の涸れない池」に、まるで鏡のように映り込む。
参拝時間
4月〜11月 9:00~16:30
12月〜2月 9:00~16:00
大人 500円
中高生 200円
小学生 100円