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ほたるいか沖漬

(おきづけ)

見た目も味も優美な富山名産の「珍味」

鮮度の良いホタルイカでつくられる醤油漬けだ。ホタルイカを「沖にいるままの姿で残したい」という思いが、実を結んだ逸品。日本酒かみりんで、洗うようにして食せば、いっそう生の刺身に近い味わいが楽しめる。サッパリした風味がお好みならば、大根おろし等を添えてみても美味である。

【歴史・由来】
富山県ではむかしからホタルイカ漁が盛ん。産卵期となる春に定置網で2,000トンほど水揚げされる。ホタルイカの網をあげるときの青白い光が乱舞する美しさは古くから人々を魅了してきたた。見た目のみならず食べても美味しく、 新鮮なものを軽くゆでた 「桜煮」、「酢味噌和え」 腕だけを刺身にした 「竜宮そうめん」、「素干し」など、古くから様々な形で食されてきた。 「沖漬け」 に 「塩辛」などの加工品はそのなかでうまれた。

【食べるシーン】
ご飯のおかず。お酒の肴。

Information

名称
ほたるいか沖漬
(おきづけ)

高岡・氷見

富山県