富山 観光ガイド

富山県には黒部ダム、宇奈月温泉、大牧温泉などの観光スポット、おわら風の盆、えびす祭り、大岩不動明王大祭などの観光イベント、ぶり大根、海鮮丼、とろろ昆布おにぎりなどのご当地グルメがあります。

富山県は北陸地方の県で、廃藩前は加賀藩として前田家が支配した土地です。北部を日本海に面している富山県は豊富な海産物が水揚げされ、名水百選や平成の名水百選に選ばれる場所が県内に4ヶ所あって、名水どころとして有名です。

富山県の観光地としては、トロッコ電車で有名な黒部峡谷や日本一の透明度の宇奈月温泉などが有名です。

色とりどりの高山植物が繁殖している弥陀ヶ原は、木道が設置されているため様々な四季の風景を楽しみながらのんびり散策することができ、飛騨山脈の北部の立山連峰は富山平野から望むことが可能で、大観峰ご来光バスツアーなどのツアーもあります。富山県は山と海の自然な豊かな観光スポットに恵まれた土地なのです。

富山県には合掌造り家屋が現存する越中五箇山相倉集落が世界遺産に登録されています。傾斜の緩い台地に急傾斜の切妻造り、茅葺きの民家32戸が立ち並ぶ風景は、自然と民家が一体となった一枚の絵のようで、四季の自然とともに一見の価値があるものです。

食の楽しみも、富山観光のお楽しみです。中わたを取り除いたいかにもち米をいれてしょうゆと酒、みりんと水で煮るいかのもち米つめ煮や、塩をふって自然解凍したあゆとごはんこうじ、塩を混ぜるあゆのなれ寿し、わたりがと魚類を味噌で煮たかぶす汁、もち米に豆を入れて米を赤くする赤ままはお祝い事のときに食べるもので、あげれば尽きないほど富山県には様々な郷土料理があります。

また良質な水と米がある富山県は多くの酒蔵があり、新酒の飲み比べなどのイベントがよく開催されていて、日本酒の好きの人にとっては、それだけで富山県に訪れる価値があるでしょう。

廃藩前は前田家が支配する加賀藩であった富山県は、加賀のお国染めとして様々な染色が行われて、盛んなときは200軒もの紺屋があったといわれています。その染色技法が元禄時代に加賀友禅として確立し、今日にいたっています。

富山県には振袖や祝いのれんなど加賀友禅に関するギャラリーなどもあり、中には彩色作業などの作業を見学できるところもあるため、貴重な観光体験をすることができます。

富山 のおすすめスポット

観光地や名物をピックアップ!

黒部ダム

世紀の大事業が生んだ壮大な絶景

富山県東部、北アルプスの雄大な山々に抱かれるようにそびえる黒部ダムは、日本を代表する巨大ダムとして全国にその名を知られています。標高約1,470メートルの山あいに築かれたその姿は、まさに圧巻のひと言。完成までに7年の歳月と延べ1,000万人もの人々の力が注がれ、「世紀の大事業」と称されました。 堤高186メートルは日本一を誇り、堤頂長は492メートル。総貯水量は約2億立方メートルにおよび、東京ドーム約160杯分もの水をたたえます。エメラルドグリーンに輝く黒部湖と、背後に連なる立山連峰の景観は、訪れる人の心を深く打つ壮大なパノラマです。 圧倒的迫力を体感する観光放水 黒部ダム最大の見どころ...»

雪の大谷

高さ20メートル!大迫力の雪の壁

標高3,000メートル級の峰々が連なる北アルプスを貫く山岳観光ルート「立山黒部アルペンルート」。その春を代表する絶景として、国内外から多くの観光客を魅了しているのが雪の大谷です。高さ20メートルにも迫る巨大な雪の壁が続く光景は、まさに圧巻。ここでしか体験できない壮大な雪の世界が広がります。 雪の大谷とは何か 標高2,450メートルに現れる巨大な雪の壁 世界有数の豪雪地帯・室堂 雪の大谷は、標高2,450メートルの室堂エリアに位置する、全長約500メートルにわたる雪の壁です。室堂平は世界でも有数の豪雪地帯として知られ、平均積雪は約7メートルにも達し、冬季には一面が深い雪に覆われます。 ...»

ヒスイ海岸(宮崎・境海岸)

ビーチでロマンあふれるヒスイ探し体験

日本海に広がる絶景の砂利浜 宮崎・境海岸(みやざき・さかいかいがん)は、富山県下新川郡朝日町またがって広がる、日本海に面した美しい海岸です。東西約4km、幅およそ200mにわたる雄大な砂利浜が続き、世界的にも珍しいヒスイの原石が海岸に打ち上げられています。 県内随一の透明度を誇る清らかな海が広がり、その優れた水質と景観は高く評価され、環境省の「快水浴場百選」、さらに「日本の渚百選」にも選定されています。自然の美しさと清らかさを兼ね備えたこの海岸は、夏の海水浴はもちろん、四季を通じて多くの観光客が訪れる名勝地となっています。 ロマンあふれる宝探し体験 この海岸が広く知られる理由の一つが、...»

山彦橋(旧山彦橋)

黒部峡谷の歴史と絶景を今に伝える名橋

旧山彦橋は、富山県黒部市の宇奈月温泉街の玄関口に位置し、黒部峡谷の壮大な自然と産業の歴史を今に伝える貴重な橋梁です。かつては黒部峡谷鉄道のトロッコ電車が走る鉄道橋として活躍し、多くの人々と物資を峡谷の奥へと運びました。 現在は役目を終えながらも保存され、やまびこ遊歩道の一部として一般開放されています。深いV字峡谷に架かる優美なアーチ橋の姿は、今なお宇奈月を象徴する風景のひとつとなっています。 やまびこ遊歩道としてよみがえった旧橋 宇奈月ダム建設に伴う路線変更によって旧線が廃止された後、その区間は約1キロメートルの遊歩道として整備されました。これが現在のやまびこ遊歩道です。かつてトロッコ電...»

瑞龍寺

加賀百万石の威光を今に伝える国宝禅寺

瑞龍寺は、富山県高岡市に位置する曹洞宗の名刹で、山号を「高岡山(こうこうざん)」と称します。本尊は釈迦如来。加賀前田家二代当主・前田利長の菩提を弔うため、三代当主・前田利常によって建立された壮大な禅宗寺院です。江戸時代初期を代表する禅宗様建築として高く評価され、仏殿・法堂・山門の三棟が国宝に指定されています。その荘厳かつ典雅な佇まいは、訪れる人々に深い感動を与え続けています。 瑞龍寺は、単なる宗教施設にとどまらず、「城下町高岡」の成立と発展を精神面から支えてきた中核的存在です。山門・仏殿・法堂という主要三棟が一直線に並ぶ壮大な伽藍構成は、加賀藩百二十万石の威光を今に伝えています。 高岡の礎...»

国宝 雲龍山 勝興寺

越中に花開いた浄土真宗の大拠点

富山県高岡市伏木古国府に位置する勝興寺は、浄土真宗本願寺派に属する由緒ある大寺院です。山号を雲龍山といい、本尊には阿弥陀如来をお祀りしています。地元では親しみを込めて「ふるこはん」と呼ばれ、地域の精神的支柱として長年にわたり大切に守られてきました。 2022年12月、「本堂」および「大広間及び式台」の2棟が国宝に指定され、名実ともに日本を代表する真宗寺院の一つとなりました。さらに10棟の重要文化財建造物を有し、壮麗な伽藍がほぼ完全な形で残されている点は、全国的にも極めて貴重です。2015年には「加賀前田家ゆかりの町民文化が花咲くまち高岡-人、技、心-」の構成文化財として日本遺産にも認定されて...»

富山城

水に浮かぶ城が語る歴史ロマン

浮城、安住城ともいわれた富山城。加賀前田家の分家であった越中前田家の居城だった。 平城で、神通川(現在の松川)の流れを城の防御に利用したため、水に浮いたように見え、浮城(うきしろ)の異名をとり、難攻と言われた。 富山は北陸街道と飛騨街道が交わる越中の交通の要衝だった。現在、本丸と西の丸の一部が残り、富山城址公園となっている。 1954年に3重4階建ての城郭を模した天守閣が建てられ、富山市郷土博物館として富山城の歴史を紹介している。 前田利長が使用したといわれる、高さが140cmもある兜も展示。4階の天守展望台からは富山市街を一望できる。 建物の外観は彦根城や犬山城など、全国の現存天守を参考にデ...»

宮島峡

小矢部の奥座敷に広がる清流と滝の名勝地

小矢部の奥座敷に広がる渓谷 宮島峡は、富山県小矢部市を流れる子撫川(こなでがわ)の中流域に形成された、美しい渓谷です。全長は約5キロメートル弱にわたり、大小さまざまな滝や、長い年月をかけて自然が生み出した甌穴(おうけつ)など、変化に富んだ景観が特徴で、稲葉山・宮島峡県定公園として県に指定されています。 清流の音と、木々を渡る風の音だけが響く宮島峡は、日常の喧騒から離れて心身をリフレッシュできる癒しの空間です。四季折々に表情を変える自然美は、多くの観光客や地元の人々に親しまれ、「小矢部の奥座敷」とも称されています。 清流と緑に包まれる癒しの時間 宮島峡は「清流の里」として知られ、県定公園...»

セレネ美術館

黒部の自然と芸術が響き合う空間

黒部市芸術創造センター セレネ美術館は、富山県黒部市宇奈月温泉に位置し、秘境として知られる黒部峡谷の雄大な自然をテーマにした美術館です。黒部峡谷への玄関口である宇奈月温泉郷に建ち、訪れる人々に芸術と自然が響き合う特別な体験を提供しています。 本施設は、「かけがえのない秘境黒部の大自然を、絵画芸術を通して未来へ伝える」ことを基本理念として掲げています。荘厳な山々、深い渓谷、清らかな水の流れなど、黒部の大自然が持つ力強さと神秘性を、芸術作品を通して後世へと伝える役割を担っています。 現代日本画壇を代表する七人の画家による作品 セレネ美術館では、日本の現代画壇を代表する七人の画家、平山郁夫、塩...»

宇奈月温泉

黒部峡谷の玄関口

宇奈月温泉は、富山県黒部市に広がる北陸屈指の温泉地です。北アルプスの雄大な山々に抱かれ、黒部川の清流を望む河岸段丘(標高約200メートル)に温泉街が形成されています。開湯は1923年(大正12年)11月22日。黒部川の電源開発とともに誕生し、2023年には開湯100周年という大きな節目を迎えました。 温泉街には歴史ある旅館や近代的なホテル、土産物店や飲食店が軒を連ね、四季折々に異なる表情を見せる黒部峡谷の自然美とともに、多くの観光客を迎えています。特に、黒部峡谷鉄道のトロッコ電車観光の拠点として全国的に知られ、毎年多くの人々が峡谷探勝の出発地としてこの地を訪れます。 宇奈月温泉の歴史 ― ...»

富山市ガラス美術館

美しく表情豊かなガラスアート作品たち

ガラス芸術が輝く都市の象徴 富山市ガラス美術館は、富山県富山市西町に位置する公立美術館であり、世界水準のガラス芸術を鑑賞できる文化施設です。ガラスをテーマとした専門美術館として、国内外から高い評価を受けており、「ガラスの街とやま」を象徴する存在として親しまれています。館内では、現代ガラスアートを中心に、歴史的価値を持つ作品まで幅広く展示されており、ガラスという素材が持つ透明感、光の反射、色彩の奥深さを存分に体感することができます。 複合施設「TOYAMAキラリ」と建築美の魅力 美術館は、複合施設TOYAMAキラリの2階から6階に位置しています。この建物は、日本を代表する建築家隈研吾氏が設...»

海王丸パーク

海のロマンが広がる富山湾のベイエリア

海王丸パークは、富山県射水市海王町に位置する海浜公園で、帆船海王丸をシンボルとした県内有数の観光スポットです。伏木富山港新湊地区(富山新港)に整備されたこの公園は、「みなとオアシス海王丸パーク」として登録され、年間およそ100万人が訪れる賑わいの拠点となっています。 目の前には穏やかな富山湾が広がり、遠くには雄大な立山連峰を望みます。さらに、日本海側最大級の斜張橋である新湊大橋がそびえ立ち、純白の帆船とともに壮大な景観を描き出しています。潮風が心地よく吹き抜けるこの場所は、人々が集い、学び、憩うことのできる魅力あふれるベイエリアです。 「海の貴婦人」帆船 海王丸 海王丸は、昭和5年(19...»

井波別院 瑞泉寺

北陸を代表する壮麗な寺院と井波彫刻の発祥地

真宗大谷派 井波別院 瑞泉寺は、富山県南砺市井波にある真宗大谷派の名刹であり、東本願寺を本山と仰ぐ別院です。「井波別院」あるいは「瑞泉寺」と親しまれ、山号は杉谷山(さんこくさん)。長い歴史と格式ある大伽藍、そして日本でも屈指の木彫刻文化を受け継ぐ寺院として知られています。 瑞泉寺は戦国時代、越中一向一揆の拠点ともなった寺院であり、その名残として、境内は堅牢な石垣に囲まれています。現在の瑞泉寺では、壮麗な伽藍とともに、境内や建物の随所に施された豪華な木彫刻が訪れる人々を魅了しています。これらの彫刻はすべて、木彫刻の町として知られる井波の井波彫刻職人の手によるもので、その美しさと迫力は訪れる人々...»

ミラージュランド

海と山に囲まれたワクワクの遊園地

富山県魚津市にある「みらパーク 魚津総合公園」内のミラージュランドは、富山県内で唯一の遊園地として長年親しまれている人気スポットです。1982年4月20日にオープンして以来、世代を超えて多くの来園者に愛され続けてきました。現在は入園無料となっており、気軽に立ち寄ることができるレジャー施設として、ファミリーやカップル、友人同士まで幅広い層に利用されています。 目の前には雄大な富山湾、背後には北アルプス立山連峰を望む絶好のロケーションに位置し、自然の景観と遊びの楽しさを同時に味わえるのが大きな魅力です。園内には多彩なアトラクションや広々とした公園施設が整備されており、一日を通してゆったりと過ごす...»

みくりが池

神秘的な火山湖、紺碧の湖は息をのむ美しさ

ミクリガ池は、富山県中新川郡立山町の標高2,405mに位置する池です。国土地理院の地形図や当地の看板では片仮名で「ミクリガ池」と表記されていますが、平仮名で「みくりが池」とも記されます。立山黒部アルペンルートの主要観光スポットの一つであり、自然の美しさと歴史的背景を持つ特別な場所です。 概要 ミクリガ池は室堂駅から西北へ約500mの場所にあり、室堂エリアで最大かつ最深の池です。 基本情報 面積: 約30,000m² 池の深さ: 15m 周囲の長さ: 631m 池の北西側の標高2,430m地点には、日本最高所の温泉宿「みくりが池温泉」があります。春の残雪期には完全に氷結し、...»

みくりが池温泉

雲上に湧く日本最高所の天然温泉

北アルプス・立山連峰の中心部、標高2,410mという雲上の地にたたずむみくりが池温泉は、「日本最高所の温泉宿」として知られる特別な存在です。富山県中新川郡立山町、中部山岳国立公園の特別保護地区内に位置し、雄大な山岳風景とともに天然の源泉かけ流し温泉を楽しめる、全国でも稀有な宿です。 室堂ターミナルから徒歩約15分。ハイマツ帯を抜け、神秘的な湖「ミクリガ池」のほとりへと歩みを進めると、白濁した湯けむりとともに現れるのがこの温泉宿です。登山者はもちろん、立山黒部アルペンルートを訪れる観光客にとっても、心と身体を解きほぐす憩いの場所となっています。 日本一高所に湧く源泉かけ流しの湯 みくりが池...»

ほたるいかミュージアム

富山湾の神秘に出会う場所

ほたるいかミュージアムは、富山県滑川市に位置する滑川市立の博物館で、富山湾の春を代表する海の幸「ホタルイカ」をテーマにした世界でも類を見ない専門施設です。1998年3月27日に開館し、現在は指定管理者制度に基づき株式会社WAVE滑川が管理・運営を行っています。 富山湾は「天然のいけす」とも称される豊かな漁場であり、その中でもホタルイカは「富山湾の神秘」と呼ばれる存在です。本施設では、幻想的な発光現象の仕組みから漁の方法、食文化に至るまで、多角的にホタルイカの魅力を紹介しています。展示と体験を通して、自然の不思議と地域文化の奥深さを感じられる観光スポットとして、多くの来館者に親しまれています。...»

富山ブラックラーメン

超濃口の漆黒スープ。刺激的な味がクセになるガッツリ系ラーメン

濃口しょうゆを煮詰めた漆黒のスープの”富山ブラックラーメン”は、昭和22年に富山市のラーメン店「大喜」により考案されたといわれる。ご飯を持ち込む労働者に「おかず」としても食べてもらえればと、あえて味は濃いめに仕立ててあるという。その舌に響くインパクトが話題となり、富山にブラック系のラーメン店が増えていったようだ。店により塩分濃度はさまざまだが、粗挽き胡椒や大量の刻みネギのトッピングでパンチのある味わい。豚バラチャーシューを煮込んで脂を溶かしてスープに馴染ませることでコクのある甘みがあるのも特徴だ。...»

ます寿し(富山県)

駅弁などでおなじみ、マスが色鮮やかな押し寿司

ます寿しは、富山県を代表する伝統的な郷土料理であり、全国的にも駅弁として広く知られている押し寿司の一種です。薄紅色に輝く鱒(主にサクラマス)の切り身が酢飯の上に美しく並べられ、その彩りの美しさと上品な味わいで多くの人々を魅了してきました。表記は「ます寿し」「ますの寿し」「鱒の寿司」などさまざまですが、いずれも同じ料理を指しています。 ます寿しの歴史と由来 ます寿しの歴史は古く、江戸時代の享保年間(18世紀初頭)にさかのぼるとされています。当時、富山藩士で料理の名手であった吉村新八が、三代藩主前田利興のために鮎の鮓を作りました。その味に感銘を受けた前田利興が、八代将軍徳川吉宗へ献上したところ...»

氷見うどん

伝統が息づく氷見市の郷土の味

こしが強く、つるんとしたのど越しが人気 氷見うどんは、富山県氷見市を代表する郷土料理のひとつです。能登半島のつけ根に位置し、富山湾越しに立山連峰を望む美しい自然環境のなかで育まれてきたこのうどんは、手間ひまを惜しまない手仕事によって生み出される、強いコシとつるりとしたのど越しが特徴です。温かくしても冷たくしても美味しく味わえることから、地元の人々はもちろん、観光で訪れる方々にも広く親しまれています。 氷見うどんの歴史と起源 氷見うどんのルーツは、江戸時代中期にまでさかのぼります。1751年(宝暦元年)、氷見市内の老舗高岡屋が、輪島の白髪素麺の技法を取り入れて製造を始めたのが起源とされてい...»

富山おでん

とろろ昆布をトッピングするのが富山流

カマボコ、焼きチクワ、焼き豆腐、玉子、ダイコン、魚のすり身などを具材に、白とろろこんぶをのせたおでんだ。他、あんばやし(薄切りにしたコンニャクの串刺し)やすす竹(細いタケノコ)などの食材を入れることもある。入れる食材は自由だが、富山県産の食材をもちいるのが特徴である。 【歴史・由来】富山県は一人あたりの昆布の消費量が日本一。昆布と富山県産の食材を全国各地にPRすることを目的に「富山おでん」づくりがはじまった。2009年にすり身製造業、かまぼこ製造業、ラーメン店などが集い、PRをはじめた。とろろ昆布だけでなく白エビを加えるなど、富山おでんの姿かたちは変わり続けている。...»

ほたるいか沖漬

見た目も味も優美な富山名産の「珍味」

ほたるいか沖漬は、富山湾で水揚げされた鮮度抜群のホタルイカを丸ごと醤油だれに漬け込んだ、富山を代表する珍味です。沖合にいるそのままの美しい姿と旨味を閉じ込めたいという思いから生まれた逸品で、見た目の優美さと濃厚な味わいが特徴です。プリッとした食感と、ぎゅっと凝縮された旨味は格別で、ご飯のお供にもお酒の肴にも最適です。 富山湾が育む神秘の恵み 富山県では古くからホタルイカ漁が盛んに行われてきました。特に春の産卵期には多くのホタルイカが富山湾沿岸に押し寄せます。なかでも富山湾は、ホタルイカの群遊海面として国の特別天然記念物に指定されており、その幻想的な青白い発光は春の風物詩として知られています...»

高岡コロッケ

まちの日常に根づくご当地グルメ

富山県高岡市は、加賀藩ゆかりの歴史やものづくり文化が息づく城下町として知られています。その一方で、いまや「コロッケのまち」としても全国に名を広げています。高岡コロッケとは、特定のレシピや定義があるわけではなく、「高岡市内で販売され、食べられているコロッケ」すべてを指す呼び名です。素朴なお惣菜から贅沢な創作コロッケまで、多彩な味わいが楽しめるのが魅力です。 コロッケのまち誕生のきっかけ 高岡市がコロッケによるまちおこしに取り組み始めた背景には、総務省の家計調査があります。2000年および2004年の調査で、富山市の1世帯あたりのコロッケ購入金額が日本一となりました。この結果を受け、「富山県全...»

ぶり大根(富山県)

冬の富山を代表する出世魚「ぶり」を使った郷土料理

ぶり大根は、脂ののったぶりと旬の大根をじっくりと煮込んだ、富山県を代表する冬の郷土料理です。やわらかく下ゆでした大根に、熱湯をくぐらせて下処理をしたぶりを合わせ、しょうゆや砂糖、だしで丁寧に味を含ませて仕上げます。海の幸と里の幸を組み合わせたこの料理は、寒い季節の食卓をあたたかく彩る一品として、古くから親しまれてきました。現在では全国的にも広く知られていますが、とりわけ富山で味わうぶり大根は格別です。 寒ぶりと大根が織りなす深い味わい ぶりは捨てるところがほとんどない魚で、特に「あら」と呼ばれる骨付きの部分は旨みが濃く、ぶり大根に最適です。あらをさっと熱湯にくぐらせて臭みを取り、大根ととも...»

大門素麺

寒造りでつくられる丸まげ状の手延素麺

冬の砺波を彩る伝統の味 大門素麺は、富山県西部の砺波市大門地区に江戸時代から伝わる、全国的にも珍しい手延べ素麺です。細く長い麺をくるくると丸めた「丸まげ状」の独特な形が特徴で、「丸まげ素麺」や「島田素麺」とも呼ばれています。寒さの厳しい10月から3月にかけて作られる“寒造り”の素麺であり、砺波の冬を象徴する特産品として観光客からも高い人気を集めています。 江戸時代から続く歴史と由来 その起源は、嘉永元年(1848年)にさかのぼります。当時、大門村の売薬行商人が能登・蛸島で加賀藩の御用素麺の製法を知り、村へ持ち帰ったことが始まりと伝えられています。村人が技術を学び、農家の冬の副業として広ま...»

かぶらずし(富山県)

大かぶに新鮮なサバをはさんだ郷土料理

かぶら寿しは、富山県西部を中心に受け継がれてきた冬の郷土料理です。きめ細かくやわらかな富山県産の大かぶに切り込みを入れ、富山湾で水揚げされた新鮮なブリやサバを挟み、甘酒麹でじっくりと発酵させたなれずしの一種です。ほどよい酸味と麹のやさしい甘み、そして魚の旨みが調和した味わいは格別で、正月料理に欠かせないご馳走として多くの家庭で親しまれてきました。 加賀文化とともに伝わった歴史 富山県西部は、かつて加賀藩に属していた地域であり、石川県と文化的な共通点が多く見られます。かぶら寿しもその一つで、加賀地方から伝わったとされています。発祥には諸説あり、前田藩主が湯治の際に口にした料理が広まったという...»

白エビかき揚丼

サクサクとした食感と品のよい甘味が絶妙な、ご当地ならではの味

水深300〜600mあたりに生息し、富山湾だけで漁獲される、稀少な「白エビ」。漁業として成立するほど獲れるのは、世界でも富山湾だけと言われるほど、貴重な高級食材だ。体長は約6cmほどで、透明感のある淡いピンク色をした外見から、「富山湾の宝石」という異名を持つ。かき揚げにすることで、プリプリの身はサクサクの食感へと変化。品のある甘さがたまらないかき揚げを引き立てるタレと、温かいご飯が絶妙などんぶりだ。 透明で薄紅色の白エビは、日本海側だけでなく太平洋側にも生息していますが、市場に出荷できるほどの漁獲量があるのは富山湾だけです。そのため、このエビは非常に貴重で、「富山湾の宝石」とも称されています...»

とろろ昆布おにぎり

とろろ昆布の旨みと風味を絡ませた贅沢なおにぎり

昆布を薄く削ったとろろ昆布をよく食べる地域は富山と福井の敦賀、大阪の堺だと言われている。中でも富山市は2006年の総務省「家計調査」によると、富山市の1世帯あたりの昆布の年間支出金額は1960年から続けて全国1位だという。とろろの中でも、肉厚の昆布の表面外側だけを削ったのが「黒とろろ」で、ほのかな酸味が特長だ。旨みと風味がぎゅっと濃縮されたとろろ昆布を絡ませたおにぎりがまた美味で、ごはんにまぶすだけの手軽さと贅沢な味わいがいい。 おにぎりといえば海苔ではなくとろろ昆布を巻くのが富山県民の定番で、とろろ昆布を使った料理の代名詞。富山県は昆布の消費量が全国屈指ではあるが、実は県内で昆布はほとんど...»

高岡昆布飯

高岡に続く伝統が生み出した昼食メニュー

高岡昆布飯とは、高岡市の食のブランド推進実行委員会が提供する昼食メニューです。このメニューは、高岡市で新しい食のブランドを作り出すために考案されました。 この料理には、おいしい高岡産コシヒカリと、江戸時代から高岡に根付いた昆布が使われています。昆布は高岡で非常にポピュラーで、世帯ごとの消費額が日本一とされています。そして、昆布料理は美容や健康にも良いとされ、体に嬉しい料理です。 富山県では、昆布が非常に愛されており、昆布の消費金額は全国で一位を保持しています。これはまさに「昆布王国」と呼ぶにふさわしい地域です。日本の昆布の約95%は北海道産ですが、高岡は北前船の寄港地として昆布文化が根付い...»

シロエビバーガー

稀少なシロエビを気軽に楽しむ富山ならではのファーストフード

世界でも大量にとれるのは富山湾だけという、非常に稀少なシロエビ。水晶のように透き通った白い姿から、「富山湾の宝石」と称されている。県内有数の漁港、新湊漁港近くの「道の駅カモンパーク」では、シロエビを使ったオリジナルのメニューを多数販売。中でも毎日完売するほど人気の名物が“シロエビバーガー”だ。シロエビのかき揚げに、手作りのタルタルソースがかかったバーガーは、サクサクの食感のシロエビの甘みがたまらなく美味!ボリュームも満点で、老若男女を問わず楽しめる味だ。...»

寒ぶり料理

冬の富山を代表する味覚

冬の観光シーズンに富山県を訪れるなら、ぜひ味わっていただきたいのが寒ぶり料理です。全国的にも名高い氷見の寒ぶりは、脂のりの良さと身の締まり、そして鮮度の高さで知られています。調理方法によってさまざまな表情を見せるのも魅力のひとつで、家庭料理の定番から、近年人気を集めるしゃぶしゃぶまで、多彩な味わいを楽しむことができます。 富山湾が育む極上の寒ぶり 寒ぶりは、冬になると北海道沖から南下し、日本海を旅しながら脂をたっぷりと蓄えます。とりわけ富山湾は、回遊ルートの中間地点にあたり、能登半島に囲まれた地形が天然のいけすのような役割を果たします。そのため、最も脂がのった状態で漁獲されるのです。 晩...»

干甘えび

生の甘エビじゃ物足りない?もっともっと甘エビを味わいたい人に

富山湾でとれた甘エビを素干しにした乾物。着色料なしでも赤色が鮮やかなのは、新鮮なエビを使っているから。魚介が豊富な富山では「とれたて」に目が奪われがちだが、新鮮を誇るからこそのおいしい干物をと、こだわりの開発が行われた一品だ。生の甘エビよりも濃厚なコクと甘みが味わえる贅沢な珍味として、全国から買い求めるファンも多い。皮がやわらかいのでそのまま丸かじりでき、スナック菓子感覚に楽しめる。すりつぶして出汁に使えば、風味豊かなスープが仕上がり、ふりかけにしても抜群の旨みが堪能できる。...»

干甘えび

生の甘エビじゃ物足りない?もっともっと甘エビを味わいたい人に

富山湾でとれた甘エビを素干しにした乾物。着色料なしでも赤色が鮮やかなのは、新鮮なエビを使っているから。魚介が豊富な富山では「とれたて」に目が奪われがちだが、新鮮を誇るからこそのおいしい干物をと、こだわりの開発が行われた一品だ。生の甘エビよりも濃厚なコクと甘みが味わえる贅沢な珍味として、全国から買い求めるファンも多い。皮がやわらかいのでそのまま丸かじりでき、スナック菓子感覚に楽しめる。すりつぶして出汁に使えば、風味豊かなスープが仕上がり、ふりかけにしても抜群の旨みが堪能できる。...»

いかの黒作り

イカ墨×塩辛!富山湾の新湊漁港で水揚げされたイカ

いかの黒作りは、いかの塩辛にいか墨を練りこんだ商品である。いか墨を入れることにより独特の風味が生まれ、富山県では百年以上も前から愛され作り継がれてきた。富山湾の新湊漁港で水揚げされたいかで丹念に漬け込んでしっかりと熟成させている。あつあつご飯と一緒に、また玉ねぎやスパゲティーと炒めて即席いか墨スパゲティーにと、さまざまな料理に使える。...»

昆布〆

魚介本来の旨みに、上品な香りが重なり、ふくよかな味わいに

江戸時代から富山に伝わる郷土料理。日本海を往来する北前船により、北海道産の良質な昆布が手に入り易かったことから発展したという。昆布じめはもともと魚の保存方法のひとつだったが、昆布の持つおいしさや栄養面などから、おもてなしや贈りものにも利用されるようになった。作り方はいたって簡単、新鮮な魚を刺し身におろし、昆布に並べてクルクル巻いてひと晩熟成させるだけなのに、昆布の旨味と塩味が加わるとともに、水分がとれて弾力性を増しふくよかな味わいとなる。定番は黒カジキの昆布じめだが、鶏肉や牛肉に野菜などもある。 昆布締めは、食材を昆布で挟んで冷蔵庫で1晩ほど寝かせたりする料理です。主に魚の刺身に使われますが...»

利賀そば

そば打ち指導やコンクールなど、国内外との交流も盛んな「聖地」

そばの栽培がさかんな南砺市利賀村では、冬になると隣近所でそば粉などを持ち寄り「そば会」が行われていた。「そば会」は年々広がり、現在の「南砺利賀そば祭り」の前身となる。昭和63年には、利賀そばの郷を作り、そばの原産地とされるネパール王国ツクチェ村との国際交流、「世界そば博覧会in利賀」の開催など、「そばの村」として、国内はもとより海外へもPR。そば打ちの指導、そばオーナーの募集、そば打ちコンテストなど、そばに関するあらゆる交流が盛んだ。そば通には、「聖地」とまで言われるようになった。 利賀そば(とがそば)は、富山県南砺市周辺で人気の地元料理の一つです。この蕎麦は、古くから栽培されていた利賀村の...»

昆布巻かまぼこ

江戸時代から地元で愛され続ける、磯の旨みが溢れた名産品

かまぼこの消費量が高い、富山市の1世帯あたりの年間のかまぼこ支出金額は平成20年の資料では6422円と、全国で仙台・長崎に次いで第3位という結果に裏打ちされている。「富山名産 昆布巻かまぼこ」は、他県のような板付きではなく、均等に昆布の味がゆきわたるように渦巻き状に巻き上げられた美しい地域ブランド。北前船で運ばれた北海道の昆布を使った料理は、富山ならではの食文化として様々な形で発展してきたが、それを代表する名物のひとつだ。その起源は江戸時代にまでさかのぼり、人々に長く愛されてきた。...»

どじょう蒲焼

香ばしくほろ苦い大人の味は、酒肴にも最適な夏のスタミナ食

どじょうを開いて串刺しにし、甘辛いタレをつけて蒲焼きにしたもの。“どじょうの蒲焼き”は主に富山県南砺市の名物で、7月上旬から8月下旬がおいしい時期だ。タレは店ごとに独自に調合され、醤油と水あめ、皮を柔らかくするための日本酒、みりんを混ぜるのが一般的。水あめの代わりにじろあめ(米でつくった水あめ)を入れる店もあるそうだ。香ばしさの中に独特の苦みがあり、しっかり焼いてあるので骨まで食べられる。良質のたんぱく質、カルシウム、リン、鉄分を豊富に含んでおり、夏のスタミナ食としてもお薦め。 旬     8月 9月 ...»

寒ブリ しゃぶしゃぶ

富山湾の冬を味わう贅沢

冬の富山県を代表する味覚といえば、やはり寒ブリです。なかでも氷見市で水揚げされる寒ブリは「日本一」と称されることもあり、その品質の高さから全国的に知られています。魚介の宝庫として“天然のいけす”とも呼ばれる富山湾で育まれた寒ブリは、脂のり、身の締まり、鮮度の三拍子がそろった極上の逸品です。近年では、その美味しさを最大限に引き出す料理としてしゃぶしゃぶが人気を集め、冬の観光を彩る特別なごちそうとなっています。 富山湾が育てる「王者」の貫禄 冬になると、日本海沿いを南下してきたブリが富山湾に入り込みます。冷たい海水と荒波にもまれることで身が引き締まり、脂がたっぷりとのった状態になります。この時...»

黒部ダムカレー

ダムを食べちゃう!?流れ落ちるカレールーのビジュアルが人気!

富山県と長野県の境に存在する、日本一の大きさを誇る「黒部ダム」をモチーフにしてつくられるカレーである。名の通り黒部ダムのようなビジュアルが特徴。アーチ状に高く盛られたご飯に、各店が趣向を凝らしたルーが添えられる。 【歴史・由来】極寒の黒部ダムの建設現場において作業員の心の拠り所でもあったカレーは、ダム完成後は大町クラブハウス(現:くろよんロイヤルホテル)で「アーチカレー」となって提供が始まり、昭和40年代初頭には、扇沢駅大食堂(現:扇沢レストハウス)で本格的に提供が開始され、今日に至っている。また、この「アーチカレー」は平成21年7月に長野県大町市内の15店舗がそれぞれのお店の思いを込めて、...»

五箇山豆腐

わらで十文字に縛っても崩れない山岳地に受け継がれる伝統の豆腐

合掌造りの家が並び、世界遺産にも登録された五箇山。飛騨の深い山並みに囲まれたこの地方では、昔から硬い”五箇山豆腐”が作られてきた.普通の豆腐よりやや多めの凝固剤を使い、かき混ぜる回数も多い。型箱に移した豆乳の上に、数十キロの石を載せるために、水分が抜かれて硬くなる。「わらで十字に縛っても崩れない」と言われるほどだ。水分が少ないので保存に適し、大豆本来の味も濃縮される。型崩れしないため、冷や奴や刺身豆腐、またサイコロ形に切って豆腐サラダに最適。火を通すとやわらかくなるので、豆腐ステーキなども楽しめる。...»

五箇山 赤かぶ

豪雪地帯の特産品

富山県南西部の山あいに位置する五箇山は、合掌造り集落で知られる自然豊かな地域です。この地で古くから栽培されてきた特産品が「五箇山 赤かぶ」です。鮮やかな赤紫色が目を引く美しい姿と、サクサクとした心地よい食感が特徴で、五箇山の食文化を語るうえで欠かせない存在となっています。 在来種として受け継がれてきた伝統野菜 五箇山では、古くから在来種の「五箇山かぶ」が栽培されてきました。その起源は、平家の落人がこの地へ持ち込んだという言い伝えも残されています。以来、各農家が自家採種を続けてきたため、かぶの色合いや形、大きさにはそれぞれ個性があります。同じ赤かぶでも農家ごとに微妙な違いがあり、地域の歴史と...»

白えび

富山湾の貴婦人

特徴的な地形と、異なる性質の海水が重なる水産資源豊富な富山湾。深海に生息する透き通った淡いピンク色に輝くシロエビは「富山湾の宝石」と称され、漁が成り立つほど漁獲されるのは全国でも富山だけで、主な水揚げ漁港は新湊漁港、岩瀬漁港の2港。ブリ、ホタルイカとともに「富山県のさかな」に指定されてもいる。かつては、殻ごと干しエビにして出しを取るために使われることがほとんどであったシロエビ。冷凍技術の向上によりむき身にすることが容易となり、また鮮度を保つことが可能となったことで、とろりとした食感と上品な甘さをもつシロエビの美味しさが見直された。飲食店では刺身や寿司ネタとして人気だが、家庭では「白えびのかき揚...»

紅ズワイガニ

茹でたてが絶品!とろり濃厚な甘味がたまらない冬の味覚

体全体に鮮やかな紅色をまとう「ベニズワイガニ」。カゴで捕獲され、水揚げのピークは12月から1月で、現在は資源保護の目的で6~8月は禁漁期間。それ以外の時期でも9cm以下のオスとすべてのメスは漁獲できない決まりがある。おいしいのは何といっても味噌と呼ばれるすい臓部分。とろり濃厚な甘さと旨みがたまらない。鮮度に左右されるため茹でたてを食したい。県内の一部の小学校では、給食にひとり1杯ずつ提供されることがあるほど安価で身近なカニだ。深海に生息するためその生態はまだ解明されておらず、目下研究中である。 ズワイガニと紅ズワイガニ 日本海の水深200~400メートルの大陸棚に分布する”ズワイガニ”。高...»

ゲンゲ

深海の神秘―富山湾が育む幻の味覚

「幻魚」と書いてゲンゲ。どこか神秘的な響きを持つその名のとおり、独特の姿と希少性で知られる深海魚です。少しグロテスクともいえる愛嬌のある顔立ちと、全身を覆う寒天質のぬめりが印象的ですが、その見た目とは裏腹に、味わいは格別。とりわけ干物にして軽く炙れば、お酒の肴として最適な逸品として親しまれています。 日本三大深湾・富山湾の恵み ゲンゲが生息するのは、日本三大深湾の一つに数えられる富山湾の深海です。海岸近くから急激に水深が落ち込み、場所によっては1000メートル近くに達する海底谷が広がっています。水深300メートル以深には、水温がほぼ0度に保たれた「日本海固有水」と呼ばれる深層海水が存在し、...»

富山県産 寒ブリ

脂ののった富山湾の冬の王様

富山県の冬の味覚を代表する存在といえば、何といっても寒ブリです。なかでも富山湾で水揚げされる寒ブリは、脂のりと身の締まりの良さで全国的に高い評価を受けています。成長とともに名前が変わる「出世魚」としても知られるブリは、縁起の良い魚として古くから人々に親しまれてきました。特に初冬、雷鳴がとどろくころに始まる漁は、富山の冬の訪れを告げる風物詩となっています。 「ぶりおこし」とともにやってくる冬の恵み 晩秋から初冬にかけて、富山県では激しい風と雷が鳴り響くことがあります。この雷は「ぶりおこし」と呼ばれ、ブリ漁の始まりを知らせる合図として古くから語り継がれてきました。北海道沖から南下してきたブリは...»

魚津寒ハギ

漁獲後の厳しい品質管理を経て食卓へ届けられる厳選された海の幸

富山の冬の味覚であるウマヅラハギのうち12~3月までに魚津港で水揚げされるものを、魚津の漁業関係者・全漁連が協力し、ブランド化したのが“魚津寒ハギ”。氷冷・運搬時の品質維持管理や、漁獲後しばらく生簀で泳がせてからの活け〆、外観にも傷がないことなど、厳しく品質管理をしている。刺身や干物、フライなどの定番メニューはもちろん、丼物・味噌汁・酢の物・茶碗蒸しの具材にしても美味しい出汁が出て、旨味を加えてくれる。 旬 12月 1月 2月 3月 魚津市は「蜃気楼の見える街」として有名です。この街の魚津港では、冬になるとウマヅラハギが大量に水揚げされます。ウマヅラハギは、特徴的な馬のような顔を持つことか...»

深層水アワビ

清らかで低温という好環境の深海から汲み上げる水で育てたアワビ

陸の水や大気からの影響を受けにくい、水深400メートル近い深層から汲み上げる、安心の“海洋深層水”で育てられたエゾアワビ。地上に近い表層海水に比べ、栄養豊富な塩分が含まれミネラルバランスにも優れており、1年を通じて3℃前後の安定した低温環境を保ちながら育成させている。やや小ぶりで、ふっくらとした肉の厚みと柔らかな歯応え、豊かな風味が特長。刺身・煮物・焼き物と調理法を選ばず、美味しさを楽しめるのもうれしい。...»

氷見牛

海の町が誇る極上のブランド和牛

氷見といえば「ひみ寒ぶり」に代表される海の幸が有名ですが、実は富山県内最大の肉牛産地でもあります。その中でも氷見牛は、氷見を代表する特産品として全国的に評価を高めている黒毛和牛です。山間から湧き出る清らかな水と緑豊かな環境のもとで丹精込めて育てられ、その上質な味わいは多くの人を魅了しています。 ブランド誕生までの歩み 氷見牛の歴史は昭和初期にさかのぼります。数軒の農家が兵庫県但馬地方から雌牛を導入し、改良を重ねながら品質向上に努めてきました。平成7年には、それまで「富山県産牛」として扱われていた牛肉を、地元の誇りを込めて「氷見牛」として売り出すことを決意します。 当初は地元の飲食店でもな...»

黒部名水ポーク

黒部川の伏流水で育てられた豚

富山県黒部市は、清らかな水に恵まれた“名水の里”として広く知られています。なかでも黒部川扇状地湧水群は、環境省の名水百選にも選ばれた名水であり、古くから地域の暮らしを支えてきました。この豊かな伏流水をたっぷりと用いて育てられたのが、黒部市を代表するブランド豚黒部名水ポークです。 豚の体の60%以上は水分で構成されているといわれています。そのため、与えられる水の質は肉質に大きく影響します。黒部名水ポークは、黒部川扇状地のミネラル豊富な伏流水を飲み、さらに竹を蒸し焼きにして得られる「竹酢(ちくさく)」を配合した独自の飼料で育てられています。こうした丁寧な飼育環境が、きめ細やかでやわらかく、ジュー...»

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