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湖畔の湯「とちの湯」

(とちのゆ)

うなづき湖を望む癒しの秘境温泉

黒部峡谷の自然に包まれる日帰り温泉

湖畔の湯「とちの湯」(正式名称:黒部市尾の沼体験交流施設 とちの湯)は、富山県黒部市宇奈月温泉の奥、うなづき湖畔・尾の沼公園内にある市営の日帰り入浴施設です。宇奈月温泉街から車で約10分という立地にありながら、静かな湖と深い山々に囲まれた秘境の趣を感じられる人気スポットです。

2002年4月に完成・一般開放され、地域材の活用と木造建築の普及を目的に整備されました。館内には樹齢70年を超える立山杉の柱がそびえ、木のぬくもりあふれるやさしい空間が広がります。温泉施設であると同時に、森林レクリエーションや地域交流の拠点としても活用されており、研修室や展示室、テラスなども備えています。

露天風呂から望む絶景 ― トロッコ電車と湖の風景

とちの湯最大の魅力は、湖に面した露天風呂からの眺望です。眼下にはエメラルドグリーンに輝くうなづき湖、その向こうには黒部峡谷の山並みが連なります。そして、タイミングが合えば黒部峡谷鉄道のトロッコ電車が峡谷を走る姿を眺めることもできます。

四季ごとに変化する景色も見事で、春の新緑、夏の深緑、秋の紅葉、冬の雪景色と、それぞれに趣があります。自然の雄大さを感じながら湯に浸かる時間は、まさに心身を解きほぐす至福のひとときです。

内湯も開放的な設計

内湯は大きな窓が設けられ、屋内でありながらも開放感を味わえる造りとなっています。館内にいながら黒部峡谷の景色を楽しめる設計で、天候に左右されずに絶景を堪能できるのも魅力です。

黒薙源泉のやさしい湯

温泉は黒薙を源泉とする弱アルカリ性単純温泉(低張性高温泉)。無色透明で肌あたりがやわらかく、「美肌の湯」としても知られています。入浴後は肌が“つべつべ”(富山弁で“つるつる・すべすべ”の意)になると評判です。

主な効能は、神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・冷え性・慢性消化器病など。源泉温度は高く、体の芯から温まるため、湯冷めしにくいのも特長です。

休憩処とテラスでゆったりと

入浴後は、湖を望むテラス席やお座敷の休憩処でゆったりと過ごすことができます。フロントではアイスクリームなども販売されており、持ち込みの飲食も可能です。時間を忘れてのんびりと景色を眺めるひとときは、旅の疲れを優しく癒してくれます。

周辺観光とあわせて楽しむ

うなづき湖

宇奈月ダムによって生まれた人工湖でありながら、豊かな自然に囲まれた美しい景観が広がります。コバルトブルーの湖面と重厚なダムのコントラストは写真撮影にもおすすめです。

宇奈月ダム

黒部川唯一の多目的ダムで、高さ97メートルの重力式コンクリートダムです。洪水調節や利水、発電など重要な役割を担っています。ダム上流には情報資料館「大夢来館」があり、ダムの仕組みや黒部川の自然について楽しく学ぶことができます。

やまびこ遊歩道

黒部峡谷鉄道宇奈月駅から宇奈月ダムへ続く約1kmの遊歩道で、旧鉄道跡を利用して整備されています。旧山彦橋からはトロッコ電車を間近に見ることができ、人気の撮影スポットとなっています。遊歩道を進めば、とちの湯やうなづき湖へもアクセス可能です(冬季閉鎖)。

アクセス

・富山地方鉄道「宇奈月温泉駅」より徒歩約40~50分
・やまびこ遊歩道経由で徒歩約20分(冬季通行不可)
・北陸新幹線「黒部宇奈月温泉駅」または北陸自動車道「黒部IC」より車で約25分

黒部峡谷の雄大な自然、湖、そしてトロッコ電車を同時に眺めながら温泉を楽しめるとちの湯。宇奈月温泉観光の際には、ぜひ足を延ばして、ここでしか味わえない絶景と癒しの時間をご堪能ください。

Information

名称
湖畔の湯「とちの湯」
(とちのゆ)

黒部・宇奈月

富山県