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バタバタ茶

(ちゃ)

お茶をかき混ぜながら会話を楽しむ

富山県下新川郡朝日町で生産される中国伝来の後発酵茶「黒茶」で、プーアール茶の仲間。「振り茶」と呼ばれる風習のひとつで、お茶をかき混ぜて飲むのが「バタバタ茶」。富山県朝日町では、先祖の命日等の仏事や、結婚式・出産祝い等の祝い事の際に「お講」といわれる「バタバタ茶」のお茶会が催される。摘み取ったお茶を発酵させて作った黒茶を茶碗に一杓くみ、少量の塩を加えたら2本組の夫婦茶筅でカタカタといい音を響かせ泡立ててかき混ぜる。お茶から出る泡が徐々に細かくなっていき、白くこんもりと茶碗に盛り上がる頃が飲み頃だ。

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バタバタ茶
(ちゃ)

黒部・宇奈月

富山県