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黒部 宇奈月 観光ガイド

黒部・宇奈月エリアには宇奈月温泉、諏訪神社、海浜公園などの観光スポット、えびす祭り、じゃんとこい魚津まつり、たてもん祭りなどの観光イベント、ぶり大根、富山ブラックラーメンなどのご当地グルメがあります。

山と海に囲まれた自然に恵まれた富山県ですが、特に黒部峡谷は自然豊かな地域で、国の特別天然記念物、特別名勝指定となっています。また、日本三大渓谷のひとつになっていますし、日本の秘境百選のひとつにもなっています。

宇奈月は、温泉が多い地区ということで広く知られていますが、県内一の温泉街「宇奈月温泉」が特に有名です。

黒部を代表するもののひとつに「黒部峡谷鉄道トロッコ電車」があります。「黒部峡谷鉄道トロッコ電車」、は、宇奈月を出発し黒部峡谷を走り抜け欅平まで全長約20km、片道約1時間20分の旅になります。

車内からは、黒部万年雪や出六峰、人喰岩、後曳橋、錦繍関、猿飛峡などの景勝地やダム湖等を見ることができる他、高山植物や立山杉などの自然も独り占め。美しい景色、四季折々の風景を楽しむことができます。

出発から到着まで、大小42のトンネルを抜け、23の橋を渡ります。トロッコ電車は窓がないので、美味しい空気と、秘境ムードを味わうことができます。

黒部峡谷鉄道トロッコ電車に乗った後は、温泉に入ってゆっくり旅の疲れを癒したい、という人も多いのではないでしょうか?黒部・宇奈月エリアには、温泉が沢山あります。

雄大な自然に抱かれた富山県随一の温泉郷「宇奈月温泉」、峡谷最古の露天風呂「黒薙温泉」、河原に湧き出る露天風呂が有名な「鐘釣温泉旅館」、真夏にも溶けずに残る黒部万年雪を眼前に望む「鐘釣美山荘」、黒部川の清流を眺めながら気軽に足湯を楽しむことができる「欅平足湯」、抜群の景観を眺めながら露天風呂に入れる「欅平温泉猿飛山荘」、岩の露天風呂が人気の「名剣温泉」、秘湯の露天風呂「祖母谷温泉」とあります。

リーズナブルな料金で日帰り入浴できる温泉がたくさんあるので、温泉めぐりをするのもいいでしょう。ただし、トロッコに乗って行けない温泉もあれば、逆にトロッコに乗らなければ行けない温泉もあるのでアクセス方法については、事前にリサーチしておくことをおススメします。

黒部 宇奈月のおすすめスポット

観光地や名物をピックアップ!

ヒスイ海岸(宮崎・境海岸)

ビーチでロマンあふれるヒスイ探し体験

日本海に広がる絶景の砂利浜 宮崎・境海岸(みやざき・さかいかいがん)は、富山県下新川郡朝日町またがって広がる、日本海に面した美しい海岸です。東西約4km、幅およそ200mにわたる雄大な砂利浜が続き、世界的にも珍しいヒスイの原石が海岸に打ち上げられています。 県内随一の透明度を誇る清らかな海が広がり、その優れた水質と景観は高く評価され、環境省の「快水浴場百選」、さらに「日本の渚百選」にも選定されています。自然の美しさと清らかさを兼ね備えたこの海岸は、夏の海水浴はもちろん、四季を通じて多くの観光客が訪れる名勝地となっています。 ロマンあふれる宝探し体験 この海岸が広く知られる理由の一つが、...»

山彦橋(旧山彦橋)

黒部峡谷の歴史と絶景を今に伝える名橋

旧山彦橋は、富山県黒部市の宇奈月温泉街の玄関口に位置し、黒部峡谷の壮大な自然と産業の歴史を今に伝える貴重な橋梁です。かつては黒部峡谷鉄道のトロッコ電車が走る鉄道橋として活躍し、多くの人々と物資を峡谷の奥へと運びました。 現在は役目を終えながらも保存され、やまびこ遊歩道の一部として一般開放されています。深いV字峡谷に架かる優美なアーチ橋の姿は、今なお宇奈月を象徴する風景のひとつとなっています。 やまびこ遊歩道としてよみがえった旧橋 宇奈月ダム建設に伴う路線変更によって旧線が廃止された後、その区間は約1キロメートルの遊歩道として整備されました。これが現在のやまびこ遊歩道です。かつてトロッコ電...»

セレネ美術館

黒部の自然と芸術が響き合う空間

黒部市芸術創造センター セレネ美術館は、富山県黒部市宇奈月温泉に位置し、秘境として知られる黒部峡谷の雄大な自然をテーマにした美術館です。黒部峡谷への玄関口である宇奈月温泉郷に建ち、訪れる人々に芸術と自然が響き合う特別な体験を提供しています。 本施設は、「かけがえのない秘境黒部の大自然を、絵画芸術を通して未来へ伝える」ことを基本理念として掲げています。荘厳な山々、深い渓谷、清らかな水の流れなど、黒部の大自然が持つ力強さと神秘性を、芸術作品を通して後世へと伝える役割を担っています。 現代日本画壇を代表する七人の画家による作品 セレネ美術館では、日本の現代画壇を代表する七人の画家、平山郁夫、塩...»

宇奈月温泉

黒部峡谷の玄関口

宇奈月温泉は、富山県黒部市に広がる北陸屈指の温泉地です。北アルプスの雄大な山々に抱かれ、黒部川の清流を望む河岸段丘(標高約200メートル)に温泉街が形成されています。開湯は1923年(大正12年)11月22日。黒部川の電源開発とともに誕生し、2023年には開湯100周年という大きな節目を迎えました。 温泉街には歴史ある旅館や近代的なホテル、土産物店や飲食店が軒を連ね、四季折々に異なる表情を見せる黒部峡谷の自然美とともに、多くの観光客を迎えています。特に、黒部峡谷鉄道のトロッコ電車観光の拠点として全国的に知られ、毎年多くの人々が峡谷探勝の出発地としてこの地を訪れます。 宇奈月温泉の歴史 ― ...»

昆布巻かまぼこ

江戸時代から地元で愛され続ける、磯の旨みが溢れた名産品

かまぼこの消費量が高い、富山市の1世帯あたりの年間のかまぼこ支出金額は平成20年の資料では6422円と、全国で仙台・長崎に次いで第3位という結果に裏打ちされている。「富山名産 昆布巻かまぼこ」は、他県のような板付きではなく、均等に昆布の味がゆきわたるように渦巻き状に巻き上げられた美しい地域ブランド。北前船で運ばれた北海道の昆布を使った料理は、富山ならではの食文化として様々な形で発展してきたが、それを代表する名物のひとつだ。その起源は江戸時代にまでさかのぼり、人々に長く愛されてきた。...»

深層水アワビ

清らかで低温という好環境の深海から汲み上げる水で育てたアワビ

陸の水や大気からの影響を受けにくい、水深400メートル近い深層から汲み上げる、安心の“海洋深層水”で育てられたエゾアワビ。地上に近い表層海水に比べ、栄養豊富な塩分が含まれミネラルバランスにも優れており、1年を通じて3℃前後の安定した低温環境を保ちながら育成させている。やや小ぶりで、ふっくらとした肉の厚みと柔らかな歯応え、豊かな風味が特長。刺身・煮物・焼き物と調理法を選ばず、美味しさを楽しめるのもうれしい。...»

黒部名水ポーク

黒部川の伏流水で育てられた豚

富山県黒部市は、清らかな水に恵まれた“名水の里”として広く知られています。なかでも黒部川扇状地湧水群は、環境省の名水百選にも選ばれた名水であり、古くから地域の暮らしを支えてきました。この豊かな伏流水をたっぷりと用いて育てられたのが、黒部市を代表するブランド豚黒部名水ポークです。 豚の体の60%以上は水分で構成されているといわれています。そのため、与えられる水の質は肉質に大きく影響します。黒部名水ポークは、黒部川扇状地のミネラル豊富な伏流水を飲み、さらに竹を蒸し焼きにして得られる「竹酢(ちくさく)」を配合した独自の飼料で育てられています。こうした丁寧な飼育環境が、きめ細やかでやわらかく、ジュー...»

宇奈月ビールカレー

宇奈月ビールの中でもキレとコクを持つカモシカを使いマイルド味に

清流黒部川の伏流水と黒部の大自然が育んだと宇奈月産二条麦を使った、宇奈月麦酒館の地ビール「宇奈月ビール」。国際ビール大賞・ジャパンビアカップなど数々の受賞歴を持つ実力派だ。その「宇奈月ビール」と大阪のカレー製造会社のコラボレーションで生まれたのが「宇奈月ビールカレー」。肉や野菜を各種スパイスに地ビールを加えて、じっくり煮込んだカレー。ビールのキレの良い風味とスパイスの深いコクが調和し、まろやかな味わいが楽しめる。ちなみに使用するのは、「宇奈月ビール」のうち、南ドイツ・ババリア地方伝統のラガービールの一つで、ロースト麦芽を多く使い、芳酵な香ばしい風味と甘みが強いまろやかな口当たりの黒ビール「カモ...»

黒部名水カレー

名水の里・黒部のカレーを手軽にレトルトで

富山県東部、雄大な立山連峰の麓に広がる黒部市は、清らかな水に恵まれた名水の里として全国に知られています。環境省の名水百選にも選ばれた「黒部川扇状地湧水群」をはじめ、地域のいたるところで清水(しょうず)が湧き出し、人々の暮らしを潤してきました。そんな黒部の名水を贅沢に使用し、じっくりと煮込んで仕上げられた逸品が黒部名水カレーです。 黒部名水カレーは、黒部川の伏流水を用い、地元の肉や野菜などの特産品を丁寧に煮込んだ本格派カレーです。その味わいを手軽に楽しめるよう、レトルトパウチとして商品化されており、ご自宅でも黒部の恵みを感じていただけます。 23年の歳月をかけて生まれたこだわりの味 製造元...»

バタバタ茶

富山県朝日町に伝わる伝統的な発酵茶文化

ばたばた茶は、富山県下新川郡朝日町蛭谷(ひるたに)地区を中心に受け継がれてきた、日本では非常に珍しい黒茶(後発酵茶)の一種です。新潟県糸魚川地域を含む一部地域でも親しまれていますが、特に朝日町の伝統文化として根付いています。 このお茶は、五郎八茶碗(ごろはちちゃわん)という独特な器に注ぎ、二本合わせの茶筅(ちゃせん)を用いて泡立ててから飲むという特異な飲用方法が特徴です。器の中を泡で満たす様子は、まるでカプチーノのようであり、視覚的にも楽しめる喫茶文化の一つです。 ばたばた茶の喫茶風習 この伝統的な飲み方は、仏事や寄り合い、地域の行事などを中心に行われます。点てる際に少量の塩を加える場合...»

黒部市

北アルプスと富山湾に抱かれた水の都・

黒部市は、富山県東部、日本海に面した自然豊かな都市です。市域は黒部川の下流域に広がり、南東には3,000m級の北アルプス、北西には水深1,000mにも達する富山湾が広がっています。山頂から海底までの高低差は実に約4,000m。この壮大なスケールが、黒部ならではのダイナミックな自然景観と、清らかな水の恵みを生み出しています。 直線距離で約40km南東の上流には、北アルプスがそびえ立ち、黒部川水系は日本を代表する水力発電地帯としても知られています。こうした豊かな水資源を背景に、黒部市は「美しき水の都」とも称され、生活と産業、観光が見事に調和したまちとして発展してきました。 山・川・里・海が織り...»

鐘釣温泉

秘湯の楽園

富山県黒部市、宇奈月温泉の奥深くに位置する鐘釣温泉は、大自然に抱かれた静かな秘湯として知られています。立山連峰と後立山連峰に挟まれた黒部峡谷の中でも、ひときわ神秘的な雰囲気を漂わせるこの温泉地は、長い歴史と豊かな自然に育まれてきました。 2つの宿泊施設による温泉地の構成 鐘釣温泉は、「鐘釣温泉旅館」と「鐘釣美山荘」の2軒の宿によって構成されています。この2つの宿泊施設を分けて「鐘釣温泉」と「新鐘釣温泉」と称することもあります。 泉質と効能 泉質は単純温泉で、源泉温度は42.7℃。pH値は8.04と弱アルカリ性であり、肌に優しく、美肌効果が期待されます。溶存物質は283mg/kgとされて...»

宇奈月ダム・大夢来館

黒部川を守り、未来へつなぐ壮大な水の要

宇奈月ダムは、富山県黒部市宇奈月町内山の黒部川本川中流部に建設された重力式コンクリートダムです。高さは97.0メートルを誇り、黒部川水系において唯一の多目的ダムとして重要な役割を担っています。洪水調節、不特定利水、富山県東部地域への上水道供給、さらには発電と、多方面にわたる機能を備えたこのダムは、地域の安全と暮らしを支える存在です。 ダムは宇奈月温泉街から車で約10分というアクセスの良さも魅力のひとつ。周囲には豊かな自然が広がり、観光と学びを兼ね備えたスポットとして、多くの来訪者を迎えています。 黒部川唯一の多目的ダムとしての役割 急流で知られる黒部川は、古くから水力発電の盛んな河川でし...»

黒部川 電気記念館

富山県黒部市宇奈月温泉郷にある黒部川電気記念館は、黒部川の壮大な自然と、長年にわたる電源開発の歴史を今に伝える貴重な博物館です。関西電力が運営するこの施設は、1987年(昭和62年)に開館し、以来多くの観光客や技術者、学生にとって知識と感動を与える場として親しまれています。 黒部川と電源開発の歴史を伝える博物館 この記念館は、黒部川水系における電源開発が一段落したことを記念して建設されました。施設の建物は、1922年(大正11年)から1923年(大正12年)にかけて、日本電力によって建築された旧事務所をモデルにしたアルペン風のデザインが特徴です。新日本技術コンサルタントが設計を手掛け、佐藤...»

黒薙温泉

大自然に包まれた秘湯の魅力

富山県黒部市宇奈月温泉にある黒薙温泉は、黒部峡谷の奥深くに佇む秘湯です。古くから湯治場として親しまれ、雄大な自然と澄みきった空気の中、心と体を癒す場所として多くの人々に愛されてきました。黒部峡谷鉄道の黒薙駅から山道を歩いて約20分。アクセスは決して容易ではありませんが、それこそがこの温泉の静寂と魅力を守り続けている理由です。 黒薙温泉の泉質と効能 良質な単純温泉 黒薙温泉の湯は単純温泉に分類され、低張性・弱アルカリ性・高温泉として知られています。源泉温度はなんと98.3度にも達し、加水して温度調節を行いながら利用されています。湧出量は毎分479リットルと豊富で、pH値は8.11、溶存物質...»

祖母谷温泉

標高770メートルの秘湯

富山県黒部市宇奈月町に位置する祖母谷温泉は、黒部峡谷の大自然に抱かれた秘湯です。標高770メートルの高地にあり、黒部峡谷鉄道の終点・欅平駅から徒歩約60分の登山道を歩いた先にひっそりと佇んでいます。豊かな自然に囲まれたこの温泉地は、都会の喧騒を離れ、心と身体を癒す場所として、多くの登山者や温泉愛好家に親しまれています。 泉質と効能 祖母谷温泉の泉質は単純硫黄泉(硫化水素型)で、源泉温度は77.5℃。自然湧出による豊富な湯量(毎分373リットル)を誇り、pHは7.7、溶存物質は787mg/kgです。 2つの源泉と効能の違い 祖母谷温泉には2つの源泉が存在します。ひとつは現地に自然湧出して...»

鮨蒲本舗 河内屋

富山が誇る蒲鉾文化を牽引する老舗専門店

富山県魚津市に本社を構える株式会社河内屋は、鮨蒲本舗 河内屋の屋号で親しまれる、北陸を代表する蒲鉾専門店です。1947年(昭和22年)の創業以来、富山の豊かな海の恵みと伝統文化を大切に守りながら、時代に合わせた新しい蒲鉾づくりに挑戦し続けています。 富山県は全国でも有数の蒲鉾処として知られていますが、その中でも河内屋は、伝統の「細工かまぼこ」を継承しつつ、蒲鉾の上に寿司ネタをのせた革新的な「鮨蒲」を生み出した名店として高い評価を受けています。観光客にとっても、富山名産を語るうえで欠かせない存在です。 創業の地・魚津と発展の歩み 河内屋は、創業者・河内行雄氏により旧国鉄魚津駅前で創業しまし...»

石田浜海水浴場

黒部の夏を彩る白砂青松の楽園

富山湾を代表する美しい海辺のリゾート 石田浜海水浴場は、富山県黒部市の石田浜に位置する、富山湾を代表する人気の海水浴場です。夏のシーズンになると、県内外から多くの海水浴客が訪れ、浜辺は活気と笑顔に包まれます。美しい白砂と松林に囲まれた美しい自然環境と充実した周辺施設に恵まれ、家族連れから若者グループまで幅広い世代が楽しめる、黒部市屈指のレジャースポットです。 丸い小石が広がる個性豊かな浜辺 石田浜の大きな特徴は、浜辺一面に広がる丸い小石です。これは黒部川の急流によって山々から運ばれた石が、長い年月をかけて富山湾の澄んだ海水に洗われ、角が取れて丸くなったものです。白い砂浜とはまた異なる趣が...»

黒部川扇状地

黒部川扇状地は、富山県東部に広がる壮大な地形で、黒部川によって長い年月をかけて形成された扇状地です。立山連峰から日本海へと流れる黒部川は、標高の高い山岳地帯を抜け、愛本橋付近を境に山地から平野部へと入り、そこを扇頂として美しい扇形の地形を形成しています。 地形の特徴と規模 この扇状地は、扇角が約60度、扇の半径は約13kmにおよび、面積は約96km²という広大な規模を誇ります。黒部川はかつて流路を左右に大きく変えながら、上流から運ばれてきた砂礫を均等に堆積させたため、等高線がほぼ均一な円形を描くという非常に整った扇形地形が形成されました。これは地理学的にも貴重な事例として知られています。 ...»

生地中橋

黒部の漁港に架かる歴史と技術の橋

富山県黒部市の生地(いくじ)地区に位置する生地中橋は、黒部漁港の港口に架かる可動橋です。日本で初めての片持ち式旋回可動橋として知られ、そのユニークな構造と仕組みは、訪れる人々の関心を引きつけています。世界でも数少ないこの橋は、技術と歴史が融合した黒部のシンボルとも言える存在です。 橋の特徴と可動の仕組み 生地中橋の最大の特徴は、その可動式の構造にあります。普段は自動車や歩行者が安全に通行できますが、漁船の通行時には橋が旋回して通路を開ける構造です。橋の回転操作は、左岸(東側)に設置された操作管理室から行われ、油圧シリンダーによって橋を持ち上げ、旋回用シリンダーで片側を軸に78度回転させる仕...»

生地鼻灯台

黒部のシンボル

富山県黒部市の海辺に立つ生地鼻灯台は、地域の歴史と景観を象徴する存在です。白地に2本の黒いラインが入ったその独特な外観から、地元では「パンダ灯台」とも親しまれています。 灯台の特徴と役割 生地鼻灯台は、北陸地方において舳倉島灯台に次ぐ高さを誇る中型灯台です。そのため、遠く滑川市からでも肉眼で確認でき、晴れた日には富山湾の対岸である能登半島からも視認可能です。この視認性の高さから、日本海と富山湾の境界を示す重要な航行の目印としての役割を担っています。 また、地元では「越湖の灯台」とも呼ばれ、海辺の風景に溶け込む美しいシルエットで、多くの観光客に親しまれています。 一般公開と地域の交流 ...»

入善町(富山県)

入善町は、富山県下新川郡に属する町で、黒部川が形成した黒部川扇状地の中央に位置しています。北側は日本海に面し、豊かな自然と歴史的な観光スポットが魅力です。 地理 地形と自然 入善町は北側が日本海に面しており、海岸線の長さは約11.5kmです。町の南部は黒部川扇状地に広がり、舟見地区では旧扇状地の隆起段丘を見ることができます。 主要な自然地形 河川:黒部川、小川、舟川、入川、平曾川 海:日本海 山:負釣山、舟見山、園家山 経済と産業 主要な産業 入善町では、農業が主要な産業の一つとなっています。特に以下の特産品が有名です。 米 チューリップ スイカ(入善ジャ...»

下山芸術の森 発電所美術館

歴史と現代アートが融合する特別な空間

下山芸術の森発電所美術館は、富山県下新川郡入善町下山に位置する公立美術館です。北アルプスを背景に広がる黒部川扇状地の雄大な田園風景の中に佇み、大正時代に建設された赤レンガ造りの水力発電所を再生した、全国的にも珍しいアートスポットとして知られています。歴史的建造物と現代美術が融合する唯一無二の空間は、多くの来館者に驚きと感動を与えています。 赤レンガの発電所から美術館へ ― 再生の物語 この建物は1925年(大正14年)に建設された旧黒部川第二発電所です。黒東合口用水改修に伴い解体予定となっていましたが、入善町が北陸電力から無償で借り受け、新たな芸術文化の拠点として改修しました。そして199...»

杉沢の沢スギ

国の天然記念物に指定された神秘の森

富山県下新川郡入善町の日本海に近い場所に位置する杉沢の沢スギは、約2.7ヘクタールのスギ林を中心とした特異な自然環境を有する森林です。このスギ林は、黒部川の湧水が多数見られる海岸近くの平地に位置し、全国的にも非常に珍しい存在として知られています。 平地に広がる神秘のスギ林 杉沢の沢スギは、もともと黒部川扇状地の末端部に位置し、小川や湧水の点在する湿潤な土地に形成されました。かつては海岸線に沿って約130ヘクタールものスギ林が存在し、約40箇所に点在していたと言われています。しかし、1970年代に始まった圃場整備事業により、多くのスギ林が水田に転用され、現在ではこの杉沢の森だけが奇跡的に残さ...»

朝日町(富山県)

海と山に抱かれた「うみ彦・やま彦・夢産地」

朝日町は、富山県下新川郡に属する町で、富山県の最東端に位置し、新潟県糸魚川市と接しています。北は雄大な日本海、南東部は北アルプスへと連なり、長野県白馬村と隣り合うなど、海と山の両方の自然に恵まれた地域です。町のキャッチフレーズは「うみ彦・やま彦・夢産地」。その言葉のとおり、海の恵み、山の恵み、そして未来への夢を育むまちとして、多彩な魅力を発信しています。 古くは北陸街道の宿場町や関所として栄え、交通と文化の要衝として重要な役割を担ってきました。また、日本海側における西日本の東端ともいわれ、文化・方言・地質・商用電源周波数など、さまざまな面で東西の境界に位置する興味深い地域でもあります。さらに...»

小川温泉(富山県)

四百年の歴史を湛える越中の名湯

北アルプスの懐に抱かれた秘湯 小川温泉は、富山県下新川郡朝日町、小川渓谷の清流沿いに湧く歴史ある温泉地です。かつての越中国に属し、古くから「越中四名湯」のひとつとして広く知られてきました。深い山々に囲まれ、トンネルを抜けた先に現れる一軒宿の佇まいは、まさに“秘湯”という言葉がふさわしい風情をたたえています。 こんこんと湧き出る源泉が見つかったのは、1617年(元和3年)と伝えられています。それから四百年以上にわたり湧き続ける湯は、地元の人々や湯治客、旅人たちの心と身体を温めてきました。静かな渓谷に響くせせらぎの音、四季折々に表情を変える山の景色、そして肌にやわらかくなじむ湯の感触。小川温泉...»

長教寺(魚津市)

魚津市の歴史を伝える名刹

長教寺は、富山県魚津市にある日蓮宗の寺院で、山号を本行山といいます。文明年間(1469年~1487年)に松倉城下で創建され、のちに寺町へ移転、さらに1834年の大火後に現在地へと移りました。現在の境内は、かつて魚津町奉行所が置かれていた由緒ある場所でもあります。 幾度もの歴史を乗り越えて 長教寺は、地域の歴史とともに歩んできた寺院です。天正年間には寺町へ移り、江戸時代の大火を経て現在地に再建されました。また、一時期には開校間もない魚津市立大町小学校の仮校舎として使用されるなど、地域教育にも関わった歴史があります。 かつて名高かった仁王門 1879年、立山麓の芦峅寺が神仏分離令により廃寺...»

護国寺(富山県 朝日町)

歴史と花の寺

富山県下新川郡朝日町にある護国寺は、静かな山間に佇む真言宗の古刹で、長い歴史と文化、そして四季折々の花々に包まれた心安らぐ寺院です。北陸三十三ヵ所観音霊場の第33番札所であり、北陸三十六不動霊場の第23番札所としても知られ、多くの巡礼者が訪れる信仰の場です。 護国寺の由緒と歴史 空海による創建伝説 護国寺は、809年(大同4年)に弘法大師・空海によって創建されたという伝承が残されています。しかし、これを裏付ける史料は現存しておらず、実際には魚津市にある千光寺の法流を受け継いだ僧によって建立されたのではないかと考えられています。 室町時代の再興 寺伝によると、1382年(永徳2年)に京...»

脇子八幡宮

富山県下新川郡朝日町に鎮座する脇子八幡宮は、長い歴史と由緒ある神社であり、越中国と越後国の境界を守る重要な神社として地域の信仰を集めてきました。その創建は奈良時代に遡り、今日に至るまで多くの人々の信仰の拠り所となっています。 神社の創建と由来 脇子八幡宮の創建は、大宝2年(702年)と伝えられており、高向氏(高向大足)によって、越中国と越後国の国境を守る神として脇子山に祀られたのが始まりとされています。国境鎮護の神としての役割を担い、歴史的にも意義深い神社であることがうかがえます。 歴史的記録と社格 『日本紀略』によると、寛平元年(889年)8月22日に脇子神に従五位下の神階が授けられ...»

諏訪神社(魚津市)

魚津の海を見守る古社

諏訪神社は、富山県魚津市諏訪町に鎮座する歴史ある神社で、地域の人々から「お諏訪さま」と親しまれてきました。目の前には雄大な富山湾が広がり、古くから漁業とともに歩んできた魚津のまちを静かに見守り続けています。 御祭神は、建御名方神(たけみなかたのかみ)、大山咋神(おおやまくひのかみ)、事代主神(ことしろぬしのかみ)の三柱です。水や風を司る神、山の神、そして豊漁の神として信仰され、漁業や農業、商売繁盛、家内安全など幅広いご利益があるとされています。 毎年8月第一金曜日と土曜日には、国の重要無形民俗文化財に指定され、ユネスコ無形文化遺産にも登録されている「たてもん祭り」が行われ、境内は多くの参拝...»

境関所

北国街道を守る要衝としての関所

境関所は、北国街道において越中国(現在の富山県朝日町)と越後国(現在の新潟県糸魚川市)との国境に設けられた加賀藩の重要な関所です。慶長19年(1614年)、口留番所として機能していた施設を正式に関所として整備し、加賀藩の東端を守る役割を担いました。 この関所は加賀藩が直轄地とし、国境の警備に非常に力を入れていたため、全国でも屈指の規模を誇っていました。越後側には幕府が設けた市振関所があり、そこからさらに進めば、断崖絶壁が続く有名な難所「親不知」があります。 県指定史跡としての保存と文化財指定 富山県はこの歴史的な関所の跡地を「境関所跡」として、1965年10月1日に県の史跡に指定しました...»

たら汁

富山県朝日町の郷土料理

地元漁師の知恵から生まれた伝統の味 たら汁は、富山県朝日町をはじめとする日本海側の地域に根付く郷土料理です。そのルーツは、地元の漁師が船上で新鮮なスケトウダラ(スケソウダラ)をぶつ切りにし、味噌で煮込んで食したことにあります。浜に戻った後、家族とともに味わう料理として定着し、やがて地元の家庭料理として広まりました。 ヒスイ海岸の名物料理として定着 朝日町の宮崎・境海岸、通称「ヒスイ海岸」では、このたら汁が名物料理として観光客にも親しまれています。夏の海水浴客や温泉宿泊者向けに提供されたことをきっかけに評判となり、現在では国道8号沿いの「たら汁街道」と呼ばれるエリアに多くの食事処が並び、旅...»

宮崎城(越中国)

歴史の舞台となった山城

宮崎城は、富山県下新川郡朝日町に位置する山城で、標高249メートルの城山に築かれました。越中国と越後国の国境近く、交通の要衝に位置しており、古くから軍事的に重要な役割を果たしてきました。別名を境城とも呼ばれ、日向国の宮崎城と区別するため「越中宮崎城」とも称されます。 城の成り立ちと歴史 宮崎城の起源は、平安時代末期の寿永2年(1183年)とされ、木曽義仲が越中へ進軍した際、地元豪族である宮崎太郎とともに北陸宮を迎え入れたと伝えられています。御所を設けて拠点としたとされますが、当時から城であった確証はありません。 しかし、承久3年(1221年)の承久の乱では確実に城が存在しており、北条朝時...»

魚津市

海と山が織りなす奇跡のまち

魚津市は、富山県東部に位置し、北西に富山湾、南東に北アルプス連峰へと連なる山岳地帯を擁する、自然豊かなまちです。1952年(昭和27年)に市制を施行し、古くから交通・産業・漁業の要衝として発展してきました。 市域は南東の釜谷山(標高2,415メートル)をはじめとする毛勝三山へと続き、山から海までの直線距離はわずか約25キロメートル。この急峻な地形こそが、魚津ならではの豊かな水資源と多彩な自然現象を生み出しています。 魚津市の地理と自然環境 山から海へ ― 立体的な大自然 魚津市の約70%は標高200メートル以上の山地で占められています。毛勝山、釜谷山、猫又山などの峰々から流れ出る片貝川...»

魚津水族館

富山湾の神秘と100年の歴史に出会う場所

魚津水族館は、富山県魚津市三ケの魚津総合公園内に位置する、現存する日本最古の水族館です。1913年(大正2年)の創立以来、100年以上にわたり富山湾の豊かな自然と向き合い続けてきました。「北アルプスの渓流から日本海の深海まで」「日本海を科学する」をテーマに掲げ、富山県内唯一の総合的な水族博物館として、多くの来館者に親しまれています。 館内では約330種類・1万点にも及ぶ生き物を常時展示し、地元・富山湾の魚を中心に、日本各地や世界の珍しい水生生物まで幅広く紹介しています。ファミリーはもちろん、カップルやグループ旅行にもおすすめの観光スポットです。 日本最古の水族館としての歩み 魚津水族館の...»

たてもん祭り

魚津の夏を彩る勇壮華麗な祭礼

たてもん祭りは、富山県魚津市に鎮座する諏訪神社の夏季祭礼として、長い歴史を誇る伝統行事です。現在は「じゃんとこい魚津まつり」の主要行事のひとつとして位置づけられ、毎年8月第1金曜日と土曜日の2日間にわたり盛大に開催されています。かつては8月7日・8日に行われていましたが、観光行事としての発展とともに現在の日程へと改められました。 この祭りは、国の重要無形民俗文化財に指定されているほか、2016年にはユネスコ無形文化遺産「山・鉾・屋台行事」の一つとして登録され、国内外から高い評価を受けています。富山湾の夜を背景に、無数の提灯が揺れ動く光景は、魚津を代表する夏の風物詩として多くの観光客を魅了し続...»

せり込み蝶六

魚津が誇る民謡

せり込み蝶六は、富山県魚津市に古くから伝わる代表的な民謡であり、地域の誇りとして今も大切に歌い継がれています。越中国の時代から続くこの唄と踊りは、念仏の響きを源流に持ち、祈りと歓喜が一体となった独特のリズムと所作が特徴です。 毎年8月初旬に開催されるじゃんとこい魚津まつりの最終日には、「せり込み蝶六街流し」が行われ、市民や企業、団体などおよそ2,500~3,000人が参加します。日の丸の扇子を両手に持ち、蝶が舞うように優雅かつ力強く踊る姿は、魚津の夏を象徴する光景です。 その起源 ― 念仏口説きから生まれた祈りの踊り せり込み蝶六の起源は、浄土真宗の仏教口説きにあるといわれています。江戸...»

じゃんとこい魚津まつり

魚津の夏を彩る最大の祭典

じゃんとこい魚津まつりは、富山県魚津市で毎年8月第1金曜日から日曜日にかけて開催される、魚津市最大の夏祭りです。海の守護神を祀る諏訪神社周辺や、海岸沿いのしんきろうロード、市内中心部を舞台に、勇壮な「たてもん祭り」、幻想的な「海上花火大会」、華麗な「せり込み蝶六踊り街流し」など、多彩な行事が繰り広げられます。 「じゃんとこい」とは、魚津を代表する民謡せり込み蝶六の囃子ことば(合いの手)で、「たくさん来てください」という願いが込められた言葉です。その名のとおり、祭り期間中は市内外から多くの来訪者が訪れ、魚津のまちは一年で最も熱気に包まれます。 祭りの歴史と歩み この祭りの起源は、1970年...»

魚津歴史民俗博物館

魚津の歩みをたどる知の拠点

魚津歴史民俗博物館は、富山県魚津市小川寺字天神山に位置する公立博物館です。標高163メートルの天神山の中腹にあり、自然と歴史に囲まれた静かな環境のなかで、原始・古代から現代に至るまでの魚津の歴史と民俗文化を総合的に学ぶことができます。 本館機能を担う吉田記念郷土館と、富山県指定文化財である旧沢崎家住宅の二つの施設から構成されており、考古資料や歴史資料、民俗資料を通して地域の暮らしと文化の変遷をわかりやすく紹介しています。全国歴史民俗系博物館協議会および富山県博物館協会にも加盟しており、地域に根ざした学術・文化活動を続けています。 天神山という歴史の舞台 博物館が建つ天神山は、かつて天神山...»

天神山城(越中国)

魚津の歴史と自然を感じる山城探訪

富山県魚津市の天神山に築かれた天神山城は、戦国時代の動乱を今に伝える貴重な山城跡です。標高約163メートルの独立丘陵に位置し、片貝川と布施川に挟まれた地形を巧みに利用して築かれました。現在は魚津市指定史跡として整備され、歴史散策と自然散策の両方を楽しめる観光スポットとなっています。 標高163メートルの要害 ― 城の構造と見どころ 本丸・二の丸が残る山頂部 天神山城の山頂部には、本丸跡と二の丸跡がはっきりと残されています。頂上付近には人工的に削平された平坦地が広がり、当時ここに建物や櫓が存在していたことを想像させます。現在でも容易に城跡と判別できる明瞭な遺構が残っていることが、この城の大...»

松倉城

越中最大級の山城

松倉城は、現在の富山県魚津市南部、標高430.9メートルの松倉山(別名・鹿熊山)山頂に築かれた壮大な山城です。別名を「金山城」「鹿熊城」ともいい、富山県史跡に指定されています。越中三大山城の一つに数えられ、その規模は県内最大級を誇ります。 南北およそ1キロメートルにも及ぶ尾根上に、空堀で区切られた五つの曲輪(郭)が連なり、三方を断崖に守られた堅固な構造は、まさに難攻不落の城にふさわしいものです。現在は城址公園として整備され、春には桜の名所としても多くの人々が訪れています。 壮大な構造と絶景 松倉城の最大の魅力は、その広大な城域と雄大な眺望にあります。本丸を中心に南北約350メートルにわた...»

みなとオアシス魚津

みなとオアシス魚津は、富山県魚津市の魚津港周辺に広がる観光・交流エリアです。「蜃気楼の見える港 魚津」をキャッチフレーズに、蜃気楼・埋没林・ホタルイカという三大奇観を体感できる場所として知られています。港に隣接する立地を活かし、自然の神秘と海の幸、そして人々のにぎわいが一体となった魅力あふれるスポットです。 「みなとオアシス」とは、国土交通省の各地方整備局に登録された、港湾を活用した交流拠点の愛称です。旅客ターミナルや緑地、マリーナ、観光施設などを含む地域が対象となり、地域振興の拠点として整備されています。みなとオアシス魚津は平成19年3月に登録され、全国へ向けて「蜃気楼のみえる港」として広...»

魚津港

富山湾とともに歩んできた港町の歴史と魅力

富山県魚津市に位置する魚津港は、富山湾に面した地方港湾であり、港湾管理者は富山県です。地元では「魚津漁港」とも呼ばれ、古くから漁業と物流を支えてきた港として発展してきました。現在は、漁業の拠点としての役割に加え、観光や地域振興の拠点としても重要な存在となっています。 北地区と南地区からなる港湾構成 魚津港は、港町に広がる「北地区」と、角川河口付近に整備された「魚津補助港(南地区)」の二つのエリアで構成されています。いずれも漁港としての性格が強く、沿岸漁業船や北洋漁船、貨物運搬船などが利用しています。 北地区では、南側に沿岸漁業船、北側に貨物船や大型漁船が配置され、近年は物流機能の強化も図...»

魚津城

戦国の転換点を今に伝える歴史の舞台

魚津城は、現在の富山県魚津市中心部にかつて存在した平城で、別名を小津城(おづじょう)、あるいは小戸城(おどじょう)とも呼ばれています。越中三大山城のひとつに数えられる松倉城の重要な支城であり、北陸道を押さえる交通の要衝として築かれました。 とりわけ天正10年(1582年)に起こった「魚津城の戦い」の舞台として広く知られ、戦国史の大きな転換点を象徴する城として語り継がれています。現在は魚津市指定史跡となり、石碑や歌碑が往時をしのばせています。 城の立地と構造 ― 海陸交通の要として 魚津城は旧北陸道に面し、角川河口に近い平地に築かれました。周囲は鴨川(神明川)、角川、富山湾、友道の沼などに...»

尾崎かまぼこ館

富山の伝統と技を体感できる「かまぼこ博物館」

富山県魚津市にある尾崎かまぼこ館は、地元の名産品であるかまぼこの歴史や文化、そして製造技術を学びながら、実際の工場見学や買い物まで楽しめる体験型の企業博物館です。1953年創業の尾崎商会が運営し、1994年3月に開館しました。地上5階建て、広い駐車場を備えた施設は、観光バスにも対応できる規模を誇り、団体旅行から家族連れまで幅広い来館者を迎えています。 館内では、ガラス越しにかまぼこの製造工程を見学できるほか、富山ならではの華やかな細工かまぼこの実演や展示を通して、伝統の技に触れることができます。入館料は無料で、10名未満であれば予約不要で見学可能という気軽さも魅力のひとつです。 かまぼこの...»

愛宕社の火祭り

魚津の冬を彩る伝統行事

愛宕社の火祭りは、富山県魚津市で毎年1月26日に開催される伝統行事です。高さ5~6メートルにも及ぶ大御幣(おおごへい)を燃やし、一年間の火の用心、家内安全、無病息災を祈願する勇壮な火祭りとして知られています。2007年(平成19年)には「とやまの文化財百選(年中行事部門)」にも選定され、魚津を代表する冬の風物詩となっています。 火伏せの願いから始まった祭りの由来 この祭りの起源は、江戸時代中頃にさかのぼります。当時の魚津の町では大火が相次ぎ、人々は防火意識を高めるため、火伏せの神である軻遇突智命(かぐつちのみこと)を祀る愛宕社へ、火消しの纏(まとい)に似せた大御幣を奉納したことが始まりと伝...»

海の駅 蜃気楼

魚津の海と奇観を満喫する観光拠点

海の駅蜃気楼は、富山県魚津市の魚津港に隣接する人気の観光・交流施設です。富山湾を望む絶好のロケーションにあり、春の蜃気楼シーズンには多くの観光客が訪れます。新鮮な海の幸を「食べる」「買う」「楽しむ」が一度に叶う複合施設として、地元の方々はもちろん、県内外からの旅行者にも親しまれています。 魚津港に隣接する立地と歴史 施設は魚津港北地区に位置し、2004年7月25日にオープンしました。魚津港一帯は「みなとオアシス魚津」として登録されており、その代表施設が海の駅蜃気楼です。港町ならではの活気と、富山湾の雄大な景色を同時に楽しめることが大きな魅力となっています。 じゃんとこい市で魚津の特産品を...»

蜃気楼ロード

海と山を結ぶ絶景ルート

蜃気楼ロードは、富山県魚津市の海岸線沿いを南北に走る、延長およそ8kmの美しいシーサイドルートです。すぐ横には、日本海・富山湾が広がり、晴れた日には北アルプス立山連峰の雄大な山並みを一望できます。海と山という二つの壮大な景観を同時に楽しめることから、県内有数のドライブ・サイクリング・ジョギングコースとして親しまれています。 この海岸一帯は、富山湾が「世界で最も美しい湾クラブ」に加盟していることでも知られ、自然環境の豊かさと景観美が高く評価されています。潮風を感じながら走る爽快な時間は、日常を忘れさせてくれる特別な体験となるでしょう。 四季折々に楽しめる絶景ドライブコース 蜃気楼ロードの最...»

蜃気楼 展望地点

光と風が織りなす幻想の舞台

富山県魚津市に位置する蜃気楼展望地点は、富山湾の神秘を体感できる全国屈指の観察スポットです。古くは江戸時代以前から蜃気楼の名所として知られ、現在も「蜃気楼の見える街」として多くの観光客や写真愛好家が訪れます。2020年には「魚津浦の蜃気楼」が国の登録記念物に登録され、その希少性と文化的価値が改めて評価されました。 蜃気楼とは何か ― 自然が描く光の芸術 蜃気楼とは、大気中の温度差によって光が屈折し、遠方の景色が伸びたり、反転したりして見える光学現象です。決して幻覚ではなく、実在する景色が変形して見える自然現象です。通常、光は直進しますが、温度の異なる空気層の境界では屈折し、密度の高い冷たい...»

魚津埋没林博物館

太古の森と蜃気楼に出会う場所

魚津埋没林博物館は、富山県魚津市釈迦堂に位置する公立博物館で、国の特別天然記念物に指定されている「魚津埋没林」を保存・展示する全国的にも極めて珍しい施設です。あわせて、富山湾に現れる神秘的な自然現象「蜃気楼」についても紹介しており、太古の地球環境と大気の不思議を同時に学ぶことができます。 発掘現場そのものを保存し、その上に博物館を建設するという大胆な構想によって誕生したこの施設は、約2,000年前の原生林と現代を結ぶ“時の架け橋”ともいえる存在です。通称「ねっこランド」とも親しまれ、子どもから大人まで幅広い世代に愛されています。 埋没林とは何か ― 2,000年前の森の記憶 埋没林とは、...»

富山県