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高岡・氷見

Takaoka, Himi

高岡、氷見の観光におすすめスポット

観光地や名物をピックアップ!

高岡 氷見 観光ガイド

高岡・氷見の観光・旅行 Info

高岡市エリアのおすすめスポット

高岡大仏(たかおかだいぶつ)

「日本三大大仏」のひとつに数えられる高岡大仏は、高さ約16メートルの青銅製大仏で、その精巧な美しさから「最も美しい大仏」と称されています。地元住民からも親しまれる高岡の象徴的存在です。

高岡古城公園(たかおかこじょうこうえん)

加賀前田家2代目・前田利長が築いた高岡城の跡地に整備された広大な公園で、桜や紅葉の名所としても有名です。高岡市立博物館や動物園も併設され、家族連れにもおすすめです。

山町筋・金屋町(やまちょうすじ・かなやまち)

歴史的な町家や土蔵が立ち並ぶ重要伝統的建造物群保存地区で、高岡銅器高岡漆器などの伝統工芸に触れられる体験施設も点在しています。石畳の道を歩きながら、レトロなカフェやギャラリーも楽しめます。

高岡市 藤子・F・不二雄ふるさとギャラリー

『ドラえもん』などで知られる藤子・F・不二雄先生の生まれ故郷、高岡市にあるギャラリーです。原画や作品資料の展示があり、子どもから大人まで楽しめるスポットです。

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氷見市エリアのおすすめスポット

氷見漁港場外市場「ひみ番屋街」

氷見の新鮮な魚介類をその場で購入・味わえるグルメとお土産の集積地。回転寿司や浜焼き店、地元の物産館、足湯施設も併設されており、食と癒しを一度に楽しめるスポットです。

氷見海浜植物園

日本海に面した丘に広がる植物園で、展望デッキからは立山連峰を一望できます。四季折々の海浜植物や庭園の美しさに加え、散策路が整備されているため、リフレッシュに最適です。

比美乃江大橋(ひみのえおおはし)と氷見海岸

市街地と海辺をつなぐ立体的な歩道橋で、日本海越しに立山連峰を望む「世界で最も美しいベンチ」としてSNSでも人気です。特に夕暮れ時は絶景が広がります。

氷見温泉郷

日本海を望む温泉地で、海岸沿いの露天風呂付き宿が人気です。冬には寒ブリ料理と温泉の組み合わせが多くの観光客を魅了します。

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高岡・氷見エリアを結ぶ観光ルートのおすすめ

モデルルート例(1泊2日)

1日目(高岡)
高岡大仏 → 古城公園 → 山町筋・金屋町 → 不二雄ギャラリー → 高岡駅周辺宿泊

2日目(氷見)
朝に氷見へ移動 → ひみ番屋街で朝食 → 氷見海浜植物園 → 氷見海岸・比美乃江大橋 → 氷見温泉郷で入浴・昼食 → 帰路

高岡・氷見のグルメガイド

高岡市の名産品と郷土料理

高岡コロッケ

高岡市民のソウルフードともいえる「高岡コロッケ」は、じゃがいもをベースに様々な具材を加えたご当地グルメです。お店によって味が異なり、カレー風味や牛すじ入りなどバリエーション豊富です。

高岡漆器・高岡銅器

400年以上の歴史を持つ伝統工芸品として、高岡漆器や高岡銅器があります。漆塗りの器や金属細工の花器・仏具など、美術品としての価値も高く、お土産にも人気です。

おすすめの飲食店

氷見市の名産品と郷土料理

氷見ぶり(寒ブリ)

氷見の代名詞ともいえる「氷見ぶり」は、冬場に脂がのった寒ブリとして全国的に有名です。刺身やブリしゃぶ、塩焼き、照り焼きなど、様々な調理方法で味わえます。

氷見うどん

手延べ製法で作られる氷見うどんは、つるつるとしたのどごしとコシのある食感が特徴です。寒冷な気候と湿度が、絶妙な製麺環境を生み出しています。

氷見牛

氷見で育てられる黒毛和牛「氷見牛」は、きめ細かいサシと上品な脂が魅力。鉄板焼きやステーキで楽しめるレストランが市内に点在しています。

おすすめの飲食店

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高岡・氷見のお土産情報

高岡市で人気のお土産

高岡ラムネ

銅器の鋳型で作られるユニークな形のラムネ。ドラえもん型や鋳物の仏具を模した形など、遊び心あふれるビジュアルが話題です。

高岡漆器の小物

箸や茶托などの高岡漆器の工芸品は、実用性と美しさを兼ね備えた人気アイテムです。ギャラリーショップや駅ナカでも購入可能です。

氷見市で人気のお土産

氷見寒ぶり加工品

真空パックで販売されるぶりの味噌漬けや昆布締め、ブリジャーキーなどは、お土産にぴったりです。地元スーパーや番屋街で購入できます。

氷見うどん(乾麺)

自宅でも楽しめる氷見うどんの乾麺は、保存性も高く、ギフトにも最適。包装も上品で、お土産として人気があります。

海産物・干物

氷見で水揚げされた魚の干物(あじ、いわし、ふくらぎなど)や、昆布巻き、魚の珍味類も豊富。地元の味を持ち帰るにはぴったりのアイテムです。

高岡・氷見の季節の祭り・イベント

高岡市(たかおかし)の祭りとイベント

高岡御車山祭(たかおかみくるまやままつり)

開催時期:毎年5月1日

高岡御車山祭は、国の重要有形・無形民俗文化財に指定されている、高岡市を代表する伝統的な祭りです。高岡城の城下町として栄えた文化が色濃く残る行事で、豪華絢爛な「御車山(みくるまやま)」と呼ばれる山車が、中心市街地を練り歩きます。

漆や金箔、螺鈿(らでん)などの技術が施された御車山は、美術品のような精緻な造り。町の人々が大切に受け継いできた誇り高い文化遺産です。

高岡七夕まつり

開催時期:毎年8月1日~7日

北陸最大級の七夕イベントとして知られるこの祭りでは、高岡駅周辺を中心に、巨大な竹飾りやイルミネーションが並びます。夜にはライトアップされ、幻想的な雰囲気のなか、多くの観光客でにぎわいます。

また、子ども向けのイベントや市民パレード、地元グルメの屋台なども開催され、家族連れにもおすすめです。

越中一宮 高瀬神社 春季例大祭

開催時期:毎年4月中旬

越中の一宮として信仰を集める高瀬神社では、春の訪れを祝う華やかな祭典が行われます。雅楽の演奏や舞の奉納があり、厳かな空気の中で日本古来の祭礼文化を感じることができます。

氷見市(ひみし)の祭りとイベント

ひみぶりフェア

開催時期:毎年12月~翌年2月頃

氷見の冬の名物である寒ぶりの水揚げを祝うイベントで、「寒ぶり宣言」が出されると、フェアが本格始動。市内の飲食店や宿泊施設で、氷見ぶりを使った様々な料理が提供されます。

寒ぶりは脂がのりきった極上の味わいで、刺身・ぶりしゃぶ・照り焼きなど多彩に楽しめ、全国から多くのグルメファンが訪れます。

氷見まつり(祇園祭)

開催時期:毎年7月13日~14日

氷見市中心部で行われる伝統ある夏祭りで、「曳山(ひきやま)」と呼ばれる山車が街を巡行します。夜には提灯に灯がともされ、幻想的な雰囲気のなか、賑やかで勇壮な巡行が見られます。

氷見市民花火大会

開催時期:毎年7月下旬

氷見漁港を舞台に打ち上げられる約2,000発の花火は、海面に反射して美しく、臨場感たっぷり。港町ならではの情緒ある夏の夜を楽しめるイベントです。

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地域の特徴的な事柄

高岡市の特徴

伝統工芸と文化都市

高岡は高岡銅器高岡漆器などの伝統工芸が今も盛んに残る文化都市です。国宝・瑞龍寺や、藤子・F・不二雄氏の生誕地としても知られています。町歩きを楽しみながら、歴史とモダンが調和した風景に出会えます。

氷見市の特徴

魚の町・漁業のまち

氷見は富山湾の恵みを受けた漁業の町。特に「氷見の寒ぶり」は日本全国にその名を知られています。さらに、立山連峰を望む絶景のロケーションも魅力。晴れた日には海越しに山が浮かぶように見える「蜃気楼」も発生することがあります。

高岡・氷見の気温・天候

年間を通じての気候の傾向

富山県西部に位置する高岡市氷見市は、日本海に面し、日本海側気候の影響を強く受ける地域です。四季の変化がはっきりしており、特に冬の積雪梅雨時期の多雨が特徴的です。

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春(3月〜5月)

気温と特徴

3月:平均気温は7~9℃前後で、肌寒さが残ります。
4月:気温が徐々に上がり、桜の開花とともに本格的な春が訪れます(平均気温12~15℃)。
5月:爽やかで過ごしやすく、平均気温は17~20℃ほど。

おすすめの服装

朝晩は冷えるため、薄手のコートやカーディガンがあると便利です。日中はシャツや薄手のセーターで快適に過ごせます。

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梅雨(6月中旬〜7月中旬)

気温と特徴

梅雨入りは例年6月中旬。高岡・氷見エリアでは雨の日が多く、湿度も非常に高くなります。
6月の平均気温は20~23℃、7月上旬には25℃近くまで上がります。

雨の特徴

梅雨時はまとまった雨が降ることが多く、傘やレインコートの準備が欠かせません。時折、雷を伴う夕立もあります。

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夏(7月中旬〜9月中旬)

気温と特徴

7月下旬〜8月は本格的な夏。気温は30℃前後まで上昇し、湿度も高いため蒸し暑さが厳しい時期です。
ただし、日本海からの風が入りやすい地域のため、内陸部よりは若干涼しさを感じることもあります。

台風と天候の変化

富山県は台風の直撃は比較的少ない地域ですが、接近時は大雨や強風に注意が必要です。特に海沿いの氷見市では、漁業への影響や交通機関の遅延などが発生する場合があります。

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秋(9月中旬〜11月)

気温と特徴

9月:まだ暑さが残りますが、下旬からは涼しさが増します(平均気温20~25℃)。
10月〜11月:紅葉の季節となり、気温も15℃以下に下がっていきます。
11月下旬には初雪が見られることもあります。

過ごしやすい時期

秋は晴れの日が多く、観光にも最適な季節です。海や山の幸も豊富に出回るため、グルメ旅行にもぴったりです。

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冬(12月〜2月)

気温と特徴

12月:平均気温5~7℃。
1月〜2月:寒さが本格化し、平均気温は2~4℃。最低気温は氷点下になる日もあります。

雪と積雪の影響

高岡市・氷見市は豪雪地帯ではありませんが、冬型の気圧配置が強まるとまとまった雪が降ることがあります。道路の凍結や鉄道の遅延などに注意が必要です。

ただし、氷見市など海に近い地域は積雪量が比較的少なく、晴れる日もあります。立山連峰の雪景色は冬ならではの絶景です。

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特徴的な気象現象・注意点

雨が多い地域特性

富山県は全国でも年間降水量が多い地域のひとつであり、高岡・氷見も例外ではありません。特に梅雨・秋の長雨・冬の雪と、年間を通じて雨具は必須といえます。

台風の直撃は少ないが影響はあり

富山県は地形的に台風が逸れやすいとされますが、フェーン現象による気温上昇や、台風周辺の大雨には注意が必要です。

高岡・氷見へのアクセス

本州各地からの主なアクセス方法

東京方面から

北陸新幹線を利用すれば、東京駅から高岡方面へスムーズにアクセスできます。
東京駅 → 新高岡駅:約2時間30分(「かがやき」「はくたか」利用、富山駅で乗り換えまたは新高岡直行)
新高岡駅 → 高岡駅:あいの風とやま鉄道で約3分、または徒歩約20分

大阪・京都方面から

関西圏からは、特急「サンダーバード」で北陸方面へ直行可能です。
大阪駅 → 金沢駅:約2時間40分
金沢駅 → 高岡駅:あいの風とやま鉄道で約45分

名古屋方面から

名古屋からは、特急「しらさぎ」と北陸新幹線を乗り継いでアクセスします。
名古屋駅 → 金沢駅:約3時間
金沢駅 → 高岡駅:約45分(あいの風とやま鉄道)

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高岡市内から氷見市へのアクセス

電車での移動

高岡駅から氷見駅へは、JR氷見線を利用します。
所要時間:約35分(列車本数が少ないため、時刻表の確認をおすすめします)
観光列車「べるもんた」:週末限定で運行される観光列車で、氷見湾の絶景や車内グルメが楽しめます。

バスでの移動

加越能バスが、高岡市内と氷見市を結んでいます。
高岡駅 → 氷見市街:約50分〜1時間
市内観光や地元の足として便利に活用できます。

車での移動

高岡市から氷見市までは、国道160号線を利用して車で約30分。
海岸線を通るルートは、立山連峰を望む絶景ドライブコースとしても人気です。

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空港からのアクセス

富山きときと空港(富山空港)から

空港 → 富山駅:バスで約25分
富山駅 → 新高岡駅:JR城端線で約20分
新高岡駅 → 高岡駅:あいの風とやま鉄道で3分

高岡・氷見方面への直通バスはなし

空港からの直接アクセスはないため、富山駅を経由する形での移動が基本となります。

高岡・氷見の移動手段

高岡市内の交通手段

万葉線(まんようせん)

万葉線は、高岡駅から射水市の越ノ潟までを結ぶ路面電車です。地元の人々の日常の足として利用されているほか、観光客にも人気があります。
特にレトロな雰囲気のある電車や、アニメ「ドラえもん」のキャラクターがデザインされた車両(ドラえもんトラム)も走っており、お子さま連れの旅行にもおすすめです。

主な停車駅:

高岡駅・志貴野中学校前・末広町・中新湊・新湊港・越ノ潟 など

加越能バス

加越能(かえつのう)バスは高岡市内全域で運行されており、主要観光スポットや住宅街を効率よく移動できます。高岡駅を中心にした路線が充実しており、時刻表を確認しての利用が便利です。

レンタサイクル「たかおか・まちなかレンタサイクル」

高岡市中心部の散策には、レンタサイクルの利用が便利です。高岡駅前や観光施設に貸出所があり、手軽に借りることができます。市内には歴史ある町並みや工芸体験施設も多く、自転車でゆっくり巡るのに適しています。

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氷見市内の交通手段

JR氷見線(ひみせん)

JR氷見線は、高岡駅から氷見駅までを結ぶローカル線です。富山湾を望む海沿いの絶景が楽しめるため、鉄道ファンや観光客に人気の路線です。
また、観光列車「べるもんた」も運行されており、週末には特別な列車旅を楽しむこともできます。

氷見市営バス・加越能バス

氷見市内には市営バス加越能バスが運行しており、氷見駅から市内の観光地(氷見漁港、番屋街、比美乃江公園、雨晴海岸など)への移動に便利です。
バスの本数が限られている路線もあるため、事前に時刻表やルートの確認が重要です。

タクシー

氷見駅や主要観光施設前にはタクシー乗り場があり、観光の足としても利用できます。短時間で効率的に観光地を回りたい方にとって、便利な移動手段です。

レンタサイクル「ひみチャリ」

氷見市もレンタサイクル「ひみチャリ」を展開しており、道の駅や市内観光案内所で借りることができます。比較的平坦な地形のため、自転車での観光に適しており、港町の風情を感じながらゆったりと観光できます。

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高岡・氷見間の移動

鉄道での移動

JR氷見線を利用すれば、高岡駅から氷見駅まで約35分でアクセス可能です。
海沿いの景観が美しいため、移動中も楽しめる路線です。

車での移動

高岡市から氷見市へは、国道160号線または能越自動車道を利用して約30分。自家用車やレンタカーでの移動は、観光地を自由に巡れるため非常に便利です。

高岡・氷見の観光コース

1日目:高岡市内の歴史と伝統をめぐるコース

午前:高岡大仏と古城公園を散策

高岡大仏

日本三大大仏の一つと称される高岡大仏は、青銅製の美しい大仏です。高さは約15.8mあり、重厚な表情と精緻な造形美に圧倒されます。

高岡古城公園

続いて訪れるのは、前田利長公が築いた高岡城の跡地である古城公園です。堀や石垣が残され、四季折々の風景とともに歴史を感じられるスポットです。園内には動物園や博物館もあり、家族連れにも人気です。

午後:伝統工芸とまち歩き

高岡市 藤子・F・不二雄ふるさとギャラリー

「ドラえもん」の生みの親、藤子・F・不二雄氏の記念館。原画や映像が展示されており、漫画好きにはたまらない空間です。

高岡市鋳物発祥の地・金屋町

石畳の道と格子戸の町家が並ぶ金屋町は、鋳物のまちとして知られています。職人の手仕事を間近で見られる工房や、お土産にぴったりの金属製品が並ぶ店舗もあり、散策しながら文化に触れることができます。

夕方~夜:万葉線に乗ってまちを彩るトラム旅

高岡駅前から万葉線の路面電車に乗車し、レトロで風情ある町並みを車窓から眺めながら夕暮れの高岡を満喫。運が良ければ「ドラえもんトラム」にも乗車できます。

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2日目:氷見市の海と自然、グルメを楽しむコース

午前:氷見漁港と市場で朝の活気を感じる

氷見漁港場外市場 ひみ番屋街

早朝から営業するひみ番屋街では、地元漁港で揚がった新鮮な魚介類や加工品を購入できます。海鮮丼などの朝食も楽しめ、地元の味を満喫できます。

氷見温泉郷の足湯体験

番屋街には足湯スポットもあり、旅の疲れを癒しながら、日本海を望む絶景を楽しめます。

午後:雨晴海岸と義経岩で絶景巡り

雨晴海岸(あまはらしかいがん)

富山湾越しに立山連峰を望む、北陸屈指の景勝地。海岸線と山々のコントラストは息をのむ美しさで、写真映えスポットとしても人気です。

義経岩

源義経が雨宿りしたとされる義経岩も、歴史ファンには興味深い名所です。静かな海辺に立つ大岩は、伝説を感じさせる神秘的な雰囲気を持っています。

夕方:氷見の温泉と夕食

氷見温泉郷の旅館に宿泊

海の見える氷見温泉郷の宿に宿泊すれば、日本海の新鮮な魚介料理と良質な温泉を同時に楽しめます。特に冬の寒ブリ料理は絶品です。

富山県